2018年度 オブジェクト指向プログラミング   Object-Oriented Programming

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開講元
情報工学系
担当教員名
小林 隆志  井上 中順 
授業形態
講義 / 演習
曜日・時限(講義室)
月3-4(W611)  木3-4(W611)  
クラス
-
科目コード
CSC.T273
単位数
2
開講年度
2018年度
開講クォーター
4Q
シラバス更新日
2018年3月20日
講義資料更新日
-
使用言語
日本語
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講義の概要とねらい

本講義では,オブジェクト指向プログラミングについて,その基本的な考え方やその原理となっている計算のメカニズムについて説明する.保守性と再利用性の向上につながるオブジェクト指向言語の特徴と設計原則について学ぶ.プログラミング言語としてJava言語を用いたプログラミング演習を通じて,階層化されたクラス定義による抽象化とプログラミング技法を利用する能力を身につけること
を目指す.

到達目標

本講義を履修することによって以下の能力を修得する.
(1) オブジェクト指向のプログラムが書ける
(2) 継承と委譲による保守性の高いプログラミングができる
(3) Java言語の基本的な文法を身に付ける.
(4) Java言語の代表的なAPIを利用できる.

キーワード

クラスとオブジェクト,継承,多態性,動的束縛,カプセル化,委譲

学生が身につける力

国際的教養力 コミュニケーション力 専門力 課題設定力 実践力または解決力
- - -

授業の進め方

講義室での座学講義と計算機室でのプログラミング演習を交互に行う.

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 導入,オブジェクト指向とオブジェクト指向プログラミング言語 オブジェクト指向とオブジェクト指向プログラミング言語の特徴について説明できるようになる.
第2回 Java言語の特徴と処理系 Java言語の特徴と処理系を説明できるようになる
第3回 Java言語の基本的な文法と基本API Java言語の基本的な文法と基本APIを理解する
第4回 演習:Java言語の基本的な文法と基本API Java言語の基本的な文法と基本APIを利用して簡単なプログラムを書くことができる
第5回 オブジェクト指向言語の特徴(1):カプセル化,継承,多重継承と単一継承 カプセル化,継承,多重継承と単一継承を説明できる.
第6回 演習:カプセル化,継承 カプセル化,継承を利用した簡単なプログラムを書くことができる
第7回 オブジェクト指向言語の特徴(2):多態性,抽象クラス,委譲 多態性,抽象クラス,委譲を説明できる
第8回 演習:多態性 多態性,抽象クラス,委譲を利用した簡単なプログラムを書くことができる
第9回 モジュール化と機能独立性 モジュール化と機能独立性を説明できる
第10回 SOLID原則 SOLID原則を説明できる
第11回 演習:SOLID原則 SOLID原則を考慮してプログラムを書くことができる
第12回 Java API (入出力,文字列操作) 入出力,文字列操作に関する主要なJava APIの機能を説明できる
第13回 演習:Java API (入出力,文字列操作) Java API (入出力,文字列操作)を利用した簡単なプログラムを書くことができる
第14回 Java API (Java Streaming API) Java Streaming APIの基本的な機能を説明できる
第15回 演習:Java API (Java Streaming API) Java Streaming APIを利用した簡単なプログラムを書くことができる

教科書

特になし. 講義スライドはOCW-iで配布する.

参考書、講義資料等

(1) 井上誠一郎,永井雅人(著), パーフェクトJava 改訂2版, 技術評論社, 2015.
(2) 木村聡(著), Eclipseで学ぶはじめてのJava 第4版, Softbank Createve社, 2015.
(3) 柴田芳樹 (訳), プログラミング言語Java 第3版, ピアソンエデュケーション,2001.

成績評価の基準及び方法

演習 (50%):計算機室でのプログラミング演習をおこなう
期末テスト(50%):上記到達目標について筆記試験をおこなう (ノート,参考書などの参照は不可)

関連する科目

  • CSC.T243 : 手続き型プログラミング基礎
  • CSC.T253 : 手続き型プログラミング発展
  • CSC.T263 : 関数型プログラミング基礎
  • CSC.T361 : オブジェクト指向設計
  • CSC.T354 : 並列プログラミング
  • CSC.T241 : 計算基礎論

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

C言語に代表される手続き型プログラミング言語でのプログラミングをしたことがある学生を想定している.CSC.T243 : 手続き型プログラミング基礎を履修済みであること.CSC.T253 : 手続き型プログラミング発展, CSC.T263 : 関数型プログラミング基礎も履修済みであることが望ましい.

その他

Javaによるプログラミングを習得するには,講義と演習の時間だけでは時間が足りないため, 参考書やサンプルコードによる自習が必要となります.

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