数理・計算科学の各種研究では離散・代数・幾何構造が至る所に現れる.本講義は,離散・代数・幾何構造の発展的な話題を解説し,受講者に数理・計算科学研究の背景にある数学的構造の一端に触れてもらうことを目的とする.特に,語,タブローの組み合わせ論,ワイル群,コクセター系,グラフのマッチングを扱う.
本講義を履修することにより,数理・計算科学に登場する各種離散・代数・幾何構造を扱う発展的な数学的手法を習得し,さらに幾つかの具体的な問題に応用できるようになることを目標とする.
離散構造,代数構造,幾何構造
✔ 専門力 | ✔ 教養力 | コミュニケーション力 | ✔ 展開力(探究力又は設定力) | ✔ 展開力(実践力又は解決力) |
離散・代数・幾何構造の発展的な話題の解説を講義形式て行う.
授業計画 | 課題 | |
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第1回 | 語 | 講義の内容を理解する. |
第2回 | 語の長さ | 講義の内容を理解する. |
第3回 | コクセター系 | 講義の内容を理解する. |
第4回 | ワイル群 | 講義の内容を理解する. |
第5回 | 格子パス | 講義の内容を理解する. |
第6回 | R多項式 | 講義の内容を理解する. |
第7回 | ヘッケ環 | 講義の内容を理解する. |
第8回 | グラフのマッチング | 講義の内容を理解する. |
第9回 | クリスタル | 講義の内容を理解する. |
第10回 | タブローの組み合わせ論 | 講義の内容を理解する. |
第11回 | 語の順序 | 講義の内容を理解する. |
第12回 | 量子群 | 講義の内容を理解する. |
第13回 | 量子不変量 | 講義の内容を理解する. |
第14回 | 量子計算 | 講義の内容を理解する. |
第15回 | トポロジカル符号 | 講義の内容を理解する. |
特になし.
講義中に適宜参考書および参考文献を紹介し,また関連資料を配布する.
講義内容に関連したレポートによる.
特になし.