[概要]本講義では、エネルギー分野での研究である蓄電池や燃料電池、光触媒、および、これらと関連した電気化学や解析技術に関して平易に説明する。併せて、若手講師の経験談を通して、今後第一線で活躍するための一例を紹介する。
[ねらい]応用化学分野の最前線で活躍する研究者の基礎から応用までの研究に関する幅広い知識を修得することを目標とする。
本講義を履修することによって次の能力を修得する。
(1) 全固体リチウムイオン二次電池が説明できる。(2) 放射光分析が説明できる。(3) 亜鉛−空気二次電池が説明できる。(4) 二次電池用電解液が説明できる。(5) 二酸化炭素還元が説明できる。(6) 光触媒が説明できる。(7) 様々な電池に関して説明できる。(8) 電気化学バイオセンサが説明できる。
エネルギー、二次電池、燃料電池、光触媒、材料解析、電気化学
✔ 専門力 | 教養力 | コミュニケーション力 | 展開力(探究力又は設定力) | 展開力(実践力又は解決力) |
本講義は、エネルギー関連の幅広い内容を、2日間で習得できる集中講義である(講師8名)。各講義で、理解度確認のための小テスト・レポート、質疑応答を行う。
授業計画 | 課題 | |
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第1回 | 1. リチウム電池の全固体化に向けたリチウム導電性材料の探索 2. 電池材料開発を支える放射光分析の最前線 3. 亜鉛−空気二次電池の実用化に向けて 4. 二次電池用電解液の新規設計 | 二次電池を説明できる。 |
第2回 | 1. エネルギー変換とCO2還元 2. 産総研での光触媒研究 3. 電池を作る・使うの化学工学 4. 高密度カーボンナノチューブを用いた電気化学バイオセンサ | 光触媒と各種電池を説明できる。 |
指定なし
配布資料は有り
理解度確認のための小テスト・レポート(50%)、質疑応答(50%)により評価する。
履修の条件は設けない。