2018年度 プラクティススクール第二   Practice School II

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開講元
応用化学コース
担当教員名
山口 猛央  松本 秀行  田巻 孝敬  下山 裕介 
授業形態
    
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
-
クラス
-
科目コード
CAP.E642
単位数
2
開講年度
2018年度
開講クォーター
1-2Q
シラバス更新日
2018年5月8日
講義資料更新日
-
使用言語
日本語
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講義の概要とねらい

本講義では,企業における機能性材料の設計と製造プロセスの最適化に関連する研究課題に取り組み,企業で実際に行われている研究を経験することで,研究開発に不可欠となる課題解決能力,コミュニケーション能力を養うことをねらいとします.

到達目標

企業が要求している本質的な課題解決において,与えられた課題の技術的背景を理解し,現象のモデリング・シミュレーション,ならびに情報処理技術を活用することで,研究開発に不可欠となる課題解決能力を,コミュニケーション能力を習得することを目的とします.また,企業における研究開発を通して,対象となる計算技術の学術価値・位置付けを理解し,企業の研究者や技術者に対して説明できるようになり,さらには大学での研究室において,新たな研究領域を開拓する研究者の育成に役立てることを目的とします (A2D, A3D).また,企業での研究開発グループにおいて,研究開発に用いた計算技術の有用性を理解し,新たな科学技術の創出する能力を身につけ,長期の将来的な社会と産業の飛躍的な発展を担う技術者の育成に役立てることも目的とします (P2D, P3D).

キーワード

情報処理,シミュレーション,モデリング

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

派遣先企業へ6週間程度常駐し,企業社員と共に課題解決に関する文献調査,データ処理,シミュレーションを駆使した研究開発に参加し,解決策を提案し,最終発表会を行います.

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 1) 派遣先企業における研究開発課題を設定する. 2) 課題に関する技術的背景について,文献調査ならびにデータ処理を行う. 3) 課題解決を行うプロセスについて,化合物の選定,物性把握に関するモデリング・シミュレーションを行う. 4) 課題解決を行うプロセスについて,操作条件の最適化を行う. 5) 3), 4)の結果に基づき,研究開発における課題の解決策を提案する. 6) 5)に関する最終成果を発表する. 解決が要求される研究課題と課題解決策に関する報告書

教科書

特になし

参考書、講義資料等

授業中に配布する

成績評価の基準及び方法

目標達成度について,企業での課題解決に関する研究開発のプレゼンテーションを行い,成果の発表内容,質疑応答の内容にて評価を行います.発表内容と質疑応答において,担当教員により,学術的価値・位置付けを理解し,わかりやすく説明しているか (A2D),研究領域を開拓する研究者の育成能力(A3D)について点数化して評価します.また,担当教員より,企業での研究開発において用いた計算技術の有用性を理解し,新規技術の創出能力を身につけているか (P2D), 化学産業の飛躍的発展を担う技術者の育成能力 (P3D)について点数化して評価します.

関連する科目

  • CAP.E641 : プラクティススクール第一

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

応用化学に関する基礎知識を習得していること.プラクティススクール第一,第二ともに履修すること.どちらか片方のみを申告する場合には,もう片方の単位を既に取得済みであること

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