2018年度 有機表面物性科学特論B   Advanced Course in Surface Properties of Organic Materials B

文字サイズ 

アップデートお知らせメールへ登録 お気に入り講義リストに追加
開講元
材料コース
担当教員名
森 健彦  大内 幸雄  石川 謙  松本 英俊 
授業形態
講義     
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
金3-4(S8-509)  
クラス
-
科目コード
MAT.P464
単位数
1
開講年度
2018年度
開講クォーター
2Q
シラバス更新日
2018年3月20日
講義資料更新日
2018年7月20日
使用言語
英語
アクセスランキング
media

講義の概要とねらい

表面分析に必要な各種動作原理ならびに計測方法に関する知識を講義前半で概説する。講義後半では、有機化合物の電気伝導性や光学特性、ならびにそれらの表面物性に関する基礎的理解を深めるため、エネルギーバンド理論、電荷移動、分光学などを講ずる。

到達目標

有機化合物のエネルギーバンド及び電気伝導性を理解する。有機化合物の表面分析において、適切な計測手法を選択できる能力を身につける。

キーワード

有機伝導体、有機エレクトロニクス、走査型プローブ顕微鏡、光電子分光法、非線形分光法

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

毎回の講義の初めに前回講義で出題した演習問題の解答を解説する。講義中にその日の内容に即した演習問題を出題するので、次回講義までに各自解答を用意すること。講義に出席する前に、講義予定と内容を確認しておくこと。自主学習は講義内容の理解には必須である。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 表面分析法の概論 表面分析法を概観し、各種分析法の計測原理を理解する。
第2回 光電子分光法:原理と応用 光電子分光法の原理を理解し、その応用法を習得する。
第3回 走査型プローブ顕微鏡: 原理と応用 走査型プローブ顕微鏡の原理を理解し、その応用法を習得する。
第4回 非線形分光法:原理と応用 非線形分光法の原理を理解し、その応用法を習得する。
第5回 有機伝導体 有機伝導体の基本原理を理解し、ドナー分子・アクセプター分子の特性と構造を学ぶ。
第6回 有機半導体 有機半導体の基礎特性を理解する。
第7回 有機エレクトロニクス 有機エレクトロニクスの基本原理を理解し、ホール伝導性物質・電子伝導性物質の特性と構造を学ぶ。

教科書

講義資料はOCW-iに提示する。

参考書、講義資料等

T. Mori, Electronic Properties of Organic Conductors, Chapters 7 and 8

成績評価の基準及び方法

成績は演習の結果による。

関連する科目

  • MAT.P463 : 有機表面物性科学特論 A

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

履修条件は設定しないが、関連科目を広く学ぶことを推奨する。

このページのトップへ