2018年度 化学工学概論(単位操作)   Introduction to Chemical Engineering (Unit Operation)

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開講元
応用化学コース
担当教員名
脇 慶子 
授業形態
講義     
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
木3-4(G113)  
クラス
-
科目コード
CAP.I417
単位数
1
開講年度
2018年度
開講クォーター
3Q
シラバス更新日
2018年9月10日
講義資料更新日
-
使用言語
英語
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講義の概要とねらい

[講義の概要] 本講義では,化学プロセスを構成する反応・分離プロセスについて,化学工学の基礎的な知識をもとに概論する.
[講義のねらい] 本講義は,化学プロセスの構成・設計・操作を理解する上で必須の単位操作について,必要な知識を得ることを目的とする.また,本コース以外の学生には化学工学に関連する諸分野の研究に触れる機会を提供することを目的とする。

到達目標

本講義を受講することによって,
1) 反応工学の基礎について理解し,基礎問題を解くことができる.
2)分離工学の基礎について理解し,蒸留・吸収・抽出などの基本的な単位操作に関する基礎的な知識を習得することができる.

キーワード

化学工学,単位操作,反応工学,分離工学,蒸留,抽出,晶析,膜分離

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

本講義では,講義内容について毎回小演習を行い,理解度を確認しながら行う.

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 化学工学とは何か? 化学工学の役割とその基本概念について説明できる
第2回 反応工学の基礎(1): 反応量論式と速度式 反応量論式と速度式について説明できる. 均一反応系と反応装置について説明できる.
第3回 反応工学の基礎(2): 均一反応系と装置 均一反応系と反応装置について説明できる.
第4回 反応工学の基礎(3): 不均一反応系と装置 不均一反応系と反応装置について説明できる.
第5回 平衡分離(1):相平衡と分離操作 相平衡および相平衡にもとづく分離操作の原理について説明できる.
第6回 平衡分離(2):蒸留 蒸留について説明できる.
第7回 平衡分離(3):吸収・抽出などの分離ブロセス 吸収・抽出などのプロセスについて説明できる.
第8回 まとめ及び課題実習 課題実習で問題を解く

教科書

特になし

参考書、講義資料等

Essentials of Chemical Reaction Engineering,by H. Scott Fogler
Unit Operations of Chemical Engineering,by by Warren McCabe, Julian Smith , Peter Harriott emeritus

成績評価の基準及び方法

講義内容の理解度を小演習(50%), 課題演習(50%)で評価する.

関連する科目

  • CAP.I407 : 化学工学概論(基礎)
  • CAP.C421 : エネルギー操作特論
  • CAP.C441 : 移動現象操作
  • CAP.I537 : 材料システム設計論

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

化学工学概論(基礎)(CAP.I407)を履修済であること

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