2017年度 配位化学   Coordination Chemistry

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開講元
応用化学コース
担当教員名
福島 孝典  小泉 武昭 
授業形態
講義     
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
金7-8(G113)  
クラス
-
科目コード
CAP.I471
単位数
2
開講年度
2017年度
開講クォーター
3-4Q
シラバス更新日
2017年3月17日
講義資料更新日
-
使用言語
英語
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講義の概要とねらい

[講義の概要]本講義では、配位化合物、特に遷移金属錯体、および有機超分子化合物に焦点をあて、これらの化合物の基礎、応用および最新のトピックスについて解説する。
[講義のねらい]本講義では、遷移金属錯体の構造、d軌道、結合論、および応用について理解する。次に、有機超分子化合物の基礎と応用について理解する。

到達目標

本講義を履修することによって、次の能力を修得する。
(1) 配位結合を説明できる。
(2) 遷移金属錯体の構造と反応性を説明できる。
(3) 分子間相互作用を説明できる。
(4)超分子化合物を設計できる。

キーワード

遷移金属錯体、配位子、配位結合、機能性配位化合物、超分子化合物

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

本講義は、(1)配位化学の背景、(2)遷移金属錯体の基本的性質と応用、(4)分子間相互作用、(5)超分子化合物の基礎と応用の順番で進める。そして最終回に、理解度確認のための演習と解説を実施する。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 配位化学の背景  配位化学の背景を説明できる
第2回 金属錯体の結合論 配位結合論を説明できる
第3回 金属錯体の配位子 遷移金属錯体の配位子を説明できる
第4回 金属錯体の基本的性質 I 金属錯体の基本的な性質について説明できる
第5回 金属錯体の基本的性質 II 金属錯体の基本的な性質について説明できる
第6回 金属錯体の反応性 金属錯体の反応性について説明できる
第7回 金属錯体の機能 金属錯体の機能について説明できる
第8回 分子間相互作用の原理 I 分子間相互作用について説明できる
第9回 分子間相互作用の原理 II 分子間相互作用について説明できる
第10回 水素結合および関連した相互作用 水素結合とこれに関連した相互作用について説明できる
第11回 溶液中における分子集合体 溶液中における分子集合体について説明できる
第12回 凝縮相における分子集合体 凝縮相における分子集合体について説明できる
第13回 分子集合体の機能 分子集合体の機能について説明できる
第14回 分子集合体の最近のトピックス 分子集合体の最先端技術について理解する
第15回 理解度確認のための演習と解説 第1~14回の講義内容を正確に理解し、演習問 題に解答できるようになる。

教科書

特に指定しない。

参考書、講義資料等

資料を配布する。

成績評価の基準及び方法

理解度確認のための質疑応答(50%)、レポート(50%)により評価する。

関連する科目

  • CAP.I403 : 錯体化学特論
  • CAP.I413 : 分子集合体化学特論

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

履修の条件は設けない。

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