[講義の概要] 本講義では、水素、炭素、窒素、酸素、硫黄などの親生元素からなる化学物質に着目し、それら化学物質の地球表層環境中での循環研究について最新の話題を提供する。特に、化学物質循環の変化と地球環境問題の関係性を説明する。また、先端技術を用いた環境中化学物質の分析法について、分析例を交えながら紹介する。
[講義のねらい] 応用化学系の学生にとって、環境中の化学物質の自然循環とその人為的影響を理解することは非常に重要である。また、用いられる環境中の化学物質の分析技術を学ぶことは非常に有用である。本講義では、自身の行う博士課程研究課題と物質循環および分析技術との関連性あるいは位置づけを見出すことをねらいとする。
本講義を履修することによって次の能力を習得する。
1)重要な環境化学物質の環境中の分布および循環を説明できる
2)環境化学物質の変化と環境問題の関連性を説明できる
3)最新環境分析技術の知識を身につける
物質循環,元素循環,化学物質,環境分析
✔ 専門力 | 教養力 | コミュニケーション力 | 展開力(探究力又は設定力) | 展開力(実践力又は解決力) |
(1) 最新環境分析技術に関する講義、(2) 講義内容に関するレポートの作成
授業計画 | 課題 | |
---|---|---|
第1回 | 環境化学最前線 窒素循環 | 重要な環境化学物質、特に窒素を含む物質の環境中の分布および循環を説明できる。 |
指定なし
指定なし
全出席が原則であるため、毎回の授業で出席を取ります。提出されたレポートを採点し、評価を決定します。
履修の条件を設けない