H31年度 有機金属触媒化学特論第二   Advanced Organometallic Chemistry and Catalysis II

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開講元
応用化学コース
担当教員名
田中 健 
授業形態
講義
曜日・時限(講義室)
水1-2(S423)  
クラス
-
科目コード
CAP.T432
単位数
1
開講年度
H31年度
開講クォーター
4Q
シラバス更新日
H31年3月18日
講義資料更新日
H31年9月9日
使用言語
英語
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講義の概要とねらい

 [講義の概要]本講義では、有機金属触媒化学の中でも有機合成への応用で特に重要な、「アリル金属錯体を経由する反応(アリル位置換反応、異性化反応)」、「カルベン錯体を経由する反応(シクロプロパン化反応、メタセシス反応)」、「メタラサイクルを経由する反応(付加環化反応、環化異性化反応)」、および「不飽和結合の求電子的活性化を経由する反応(アルケンの官能基化反応、アルキンの官能基化反応)」について解説する。
 [講義のねらい]有機金属触媒化学は、実験室での有機合成のみならず工業的な有機合成においても極めて重要である。本講義ではまず反応機構ごとに様々な触媒反応を解説すると共に、各触媒反応の触媒的不斉合成への展開や有機ファインケミカル工業的合成への応用についても紹介する。そして、有機金属触媒反応を有機合成に応用できる能力を養う。

到達目標

 本講義を履修することによって次の能力を修得する。
(1)「アリル金属錯体を経由する反応」について説明できる。
(2)「カルベン錯体を経由する反応」について説明できる。
(3)「メタラサイクルを経由する反応」について説明できる。
(4)「不飽和結合の求電子的活性化を経由する反応」について説明できる。
(5)(1)~(4)の有機金属触媒反応を有機合成に応用できる。

キーワード

アリル金属錯体を経由する反応、アリル位置換反応、異性化反応、カルベン錯体を経由する反応、シクロプロパン化反応、メタセシス反応、メタラサイクルを経由する反応、付加環化反応、環化異性化反応、不飽和結合の求電子的活性化を経由する反応、アルケンの官能基化反応、アルキンの官能基化反応

学生が身につける力

国際的教養力 コミュニケーション力 専門力 課題設定力 実践力または解決力
- - -

授業の進め方

本講義は、「アリル金属錯体を経由する反応」、「カルベン錯体を経由する反応」、「メタラサイクルを経由する反応」、「不飽和結合の求電子的活性化を経由する反応」の順番で進める。また、近年益々重要性を増している光学活性化合物の触媒的不斉合成や、有機ファインケミカル工業的合成への適用事例についても随時紹介する。そして最終回に、理解度確認のための演習と解説を実施する。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 アリル金属錯体を経由する反応(1):アリル位置換反応 アリル位置換反応について説明できる。
第2回 アリル金属錯体を経由する反応(2):異性化反応 異性化反応について説明できる。
第3回 カルベン錯体を経由する反応:シクロプロパン化反応、メタセシス反応 シクロプロパン化反応、メタセシス反応について説明できる。
第4回 メタラサイクルを経由する反応(1):付加環化反応 付加環化反応について説明できる。
第5回 メタラサイクルを経由する反応(2):環化異性化反応 環化異性化反応について説明できる。
第6回 不飽和結合の求電子的活性化を経由する反応(1):アルケンの官能基化反応 アルケンの官能基化反応について説明できる。
第7回 不飽和結合の求電子的活性化を経由する反応(2):アルキンの官能基化反応 アルキンの官能基化反応について説明できる。
第8回 理解度確認のための演習と解説 第1~7回の講義内容を正確に理解し、演習問題に解答できる。

教科書

未定

参考書、講義資料等

未定

成績評価の基準及び方法

理解度確認のための演習(85%)、授業参加度(15%)(授業参加度は授業での討論、小テストなどにより算出する)

関連する科目

  • CAP.A561 : 有機遷移金属錯体化学第一
  • CAP.A562 : 有機遷移金属錯体化学第二
  • CAP.I403 : 錯体化学特論
  • CAP.A463 : 錯体設計化学特論第一
  • CAP.A464 : 錯体設計化学特論第二

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

履修の条件は設けないが、有機遷移金属錯体化学第一/第二、錯体設計化学特論第一/第二、あるいは錯体化学特論を履修していることが望ましい。

その他

CAP.I439「有機金属触媒化学特論」とは同時履修できない。

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