2019年度 化学工学要論第二   Chemical Engineering for Advanced Materials and Chemicals Processing II

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開講元
応用化学コース
担当教員名
関口 秀俊  大河内 美奈  吉川 史郎 
授業形態
講義     
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
金1-2(S421)  
クラス
-
科目コード
CAP.C431
単位数
1
開講年度
2019年度
開講クォーター
3Q
シラバス更新日
2019年5月17日
講義資料更新日
-
使用言語
英語
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講義の概要とねらい

本講義では運動量と物質移動,エネルギー移動,バイオプロセスの3つの分野について基礎概念,基礎法則と実用例を示す。対象とする現象について適切な項省略をおこない,モデル式を作成する。得られたモデル式については数値計算により自ら解を求めシミュレーションをおこなう,同時に解析解と比較して確認する。
移動現象論のモデル解析の基礎とその解法を習得することをねらいとする。

到達目標

【到達目標】 化学プロセスにおける各種移動現象に対して,適切なモデルを作成する能力を養う。さらに,そのモデル式を解析的ないし数値的に解く手法を身につけることを目標とする。
【テーマ】 本講義では,エネルギー移動,物質移動,バイオプロセスの3つの移動現象毎に,それを支配する一般基礎式を導出し,それより適宜必要な項を残した各種モデルを構築する。次いで,各モデル式の解析的解法および数値的解法を演習を通して教授する。

キーワード

移動論,生物プロセス

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

講義形式で行います。講義の後半で、その日の講義内容に関する演習問題に取り組んでもらいます。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 運動量移動の基礎 運動量移動のしくみと運動量収支に基づいた装置内布の導出法を理解できる
第2回 円管内流れの圧力損失 物質移動の基礎(1) 物質移動流束 円管内流れの圧力損失の計算および物質移動のしくみを理解できる
第3回 物質移動の基礎(2) 物質収支に基づいた装置内濃度分布の導出法を理解できる
第4回 エネルギー移動(1)固体内の伝熱 伝導伝熱を理解できる
第5回 エネルギー移動(2)対流伝熱,複合伝熱、熱交換操作 対流伝熱、複合伝熱、熱交換操作を理解できる
第6回 バイオプロセス(1) バイオプロセスを理解できる
第7回 バイオプロセス(2) バイオプロセスを説明できる

教科書

無し

参考書、講義資料等

随時指示

成績評価の基準及び方法

本講義の達成目標について,その理解度を演習やレポートで評価

関連する科目

  • CAP.C201:移動現象第一(運動量移動)
  • CAP.C202:移動現象第二(熱移動)
  • CAP.C203 : 移動現象第三(物質移動)

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

なし

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