2018年度 有機合成戦略特論   Advanced Strategic Organic Synthesis

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開講元
応用化学コース
担当教員名
穐田 宗隆  吉沢 道人 
授業形態
講義     
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
木5-6(G113)  
クラス
-
科目コード
CAP.I533
単位数
1
開講年度
2018年度
開講クォーター
1Q
シラバス更新日
2018年3月20日
講義資料更新日
-
使用言語
日本語
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講義の概要とねらい

[概要] 本講義では、有機合成化学の中でも近年重要性が高まっている有機光反応を中心に、基礎的な「有機光反応の概論」、「古典的な有機光反応」、「フォトクロミック分子」および「固相光反応」を取り上げます。また、その応用展開として「フォトレドックス触媒反応」および「空間制御光反応」について紹介します。
[ねらい] 光は、熱的に進行しない反応を可能とする魅力的なクリーンなツールであり、現代の戦略的な有機合成において重要性が高まっています。そこで本講義の「有機合成戦略特論」では、有機合成化学の中でも有機光反応を中心に、その原理から応用までを解説し、幅広い知識を修得することを目標とします。

到達目標

本講義を履修することによって次の能力を修得する。
1) 古典的な有機光反応について説明できる。2) フォトレドックス触媒の原理と応用について説明できる。3) フォトクロミック分子について説明できる。4) 有機および錯体空間での光反応について説明できる。5) 固相光反応について説明できる。

キーワード

光反応、フォトレドックス触媒、フォトクロミック分子、空間、固相光反応

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

本講義は、(1)概論、(2)古典的な有機光反応、(3)フォトレドックス触媒、(4)フォトクロミック分子、(5)空間制御光反応、(6)固相光反応の順番で進める。各講義で、理解度確認のための小テストまたは質疑応答を行う。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 有機光反応の概論 有機光反応の背景を説明できる
第2回 古典的な有機光反応 古典的な有機光反応を説明できる
第3回 フォトレドックス触媒(1):原理 フォトレドックス触媒の原理を説明できる
第4回 フォトレドックス触媒(2):応用 フォトレドックス触媒の応用を説明できる
第5回 フォトクロミック分子 フォトクロミック分子について説明できる
第6回 空間制御光反応(1): 有機空間 有機空間での光反応を説明できる
第7回 空間制御光反応(2): 錯体空間 錯体空間での光反応を説明できる
第8回 固相光反応 固相光反応を説明できる

教科書

指定なし。

参考書、講義資料等

配布資料 有り。

成績評価の基準及び方法

理解度確認のための小テストまたは質疑応答(50%)、テスト(50%)により評価する。

関連する科目

  • 有機材料化学特論
  • 有機金属触媒化学特論第二
  • 触媒反応特論第一

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

履修の条件は設けない。

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