2017年度 原子核工学特別講義第五   Special Lecture on Nuclear Engineering V

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開講元
原子核工学コース
担当教員名
高橋 実 
授業形態
講義     
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
水1-2(原講571, North No.2, 5F-571)  
クラス
-
科目コード
NCL.O505
単位数
1
開講年度
2017年度
開講クォーター
3Q
シラバス更新日
2017年10月4日
講義資料更新日
-
使用言語
英語
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講義の概要とねらい

原子力分野の熱流体現象を解析するために必要な保存方程式とその数値解析法について学び、熱流動に関する数値解析プログラムを開発することができるようにする。

到達目標

有限差分法、有限体積法、有限要素法、保存方程式の解法、複雑境界解析法を理解し、原子力熱流動数値計算プログラムの開発能力を身につける。

キーワード

熱流動工学、数値解析法

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

講義形式で行う。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 序論: 熱流動計算の必要性、熱流動保存方程式、プログラム・コンパイル・実行 熱流動計算の必要性、熱流動保存方程式、プログラム・コンパイル・実行の説明
第2回 有限差分法: 離散化、コンシステンシー・安定性・収束性・保存性 有限差分法(離散化、コンシステンシー・安定性・収束性・保存性)の説明
第3回 有限体積法:積分近似、上流・線形・QUICK差分、ほか 有限体積法(積分近似、上流・線形・QUICK差分、ほか)の説明
第4回 方程式系の解法:線形方程式、非定常問題(2段階・ルンゲクッタ・陰解法・陽解法) 方程式系の解法(線形方程式、非定常問題(2段階・ルンゲクッタ・陰解法・陽解法))の説明
第5回 ナビエ・ストークス方程式の解法:圧力方程式、SIMPLEアルゴリズム ナビエ・ストークス方程式の解法(圧力方程式、SIMPLEアルゴリズム)の説明
第6回 複雑境界:座標変換、有限要素法 複雑境界(座標変換、有限要素法)の説明
第7回 複雑境界:座標変換、有限要素法(続き) 複雑境界:座標変換、有限要素法(続き)
第8回 乱流モデル:DNS、LES、RANS、レイノルズ応力モデル 乱流モデル(DNS、LES、RANS、レイノルズ応力モデル)の説明

教科書

特になし

参考書、講義資料等

トピックスに応じて講師が紹介

成績評価の基準及び方法

トピックスに対するレポートによる理解度の判定

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履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

解析学、行列と行列式、流体力学に関する基礎知識が必要

連絡先(メール、電話番号)    ※”[at]”を”@”(半角)に変換してください。

高橋実教授 mtakahas[at]lane.iir.titech.ac.jp

オフィスアワー

事前の予約が必要

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