2018年度 反応プロセス工学特論   Advanced Reaction Process Engineering

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開講元
応用化学コース
担当教員名
多湖 輝興 
授業形態
講義     
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
火3-4(S421)  
クラス
-
科目コード
CAP.C424
単位数
1
開講年度
2018年度
開講クォーター
2Q
シラバス更新日
2018年4月9日
講義資料更新日
-
使用言語
日本語
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講義の概要とねらい

本講義では、反応工学,および触媒反応工学を取り扱う。これらの分野について、国内外の最新のトピックスを紹介するとともに、これを工学的に利用するための基礎理論から工業プロセスを含めた応用までを学ぶ。
先ず石油精製から石油化学までの概論を説明する。反応器内の不均一な流体挙動を理解する。石油化学において重要な気固触媒反応について、触媒細孔内における拡散速度と反応速度の評価、および触媒の活性劣化について学ぶ。そして触媒反応プロセスの理解と反応器設計の素養を身につける。

到達目標

本講義を履修することにより,以下の知識と能力を習得する。
1) 石油精製と石油化学の概要を理解できる
2) 反応器内の不均一な流体挙動を定式化できる
3) 気固触媒反応と触媒の活性劣化を理解できる
4) 反応器設計法を理解できる

キーワード

反応工学,石油化学,固体触媒,反応器設計

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

毎回の講義の前半で前回のまとめを行う。講義内容の確実な理解と応用力を養うために,講義内容に関した演習を行うと共に,レポートを課す。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 石油精製と石油化学 石油精製,石油化学の概論を理解できる
第2回 流通反応器の流体混合 流通反応器内の流体の流動状態を理解できる
第3回 気固触媒反応 固体触媒細孔内における物質収支と速度解析を理解できる
第4回 気固触媒反応 触媒有効係数と活性劣化を理解できる
第5回 気固触媒反応 触媒反応プロセスを理解できる
第6回 気固反応 石炭のガス化,合成ガス製造を理解できる
第7回 触媒反応と化学プロセス 触媒反応器を設計できる

教科書

講義毎に資料を配布する

参考書、講義資料等

橋本健治著『反応工学』培風館,
Octave Levenspiel "Chemical Reaction Engineering",

成績評価の基準及び方法

課題・演習(50%)、レポート(50%)

関連する科目

  • CAP.C206 : 反応工学第一(均一系)
  • CAP.C306 : 反応工学第二(不均一系)
  • CAP.C207 : バイオ工学基礎
  • CAP.C314 : 生物プロセス工学
  • ZUJ.C301 : 生物化学プロセス概論

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

特になし

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