2023年度 化学工学1(相界面工学) A   Chemical Engineering I (Phase & Interface Engineering) A

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開講元
応用化学系
担当教員名
青木 才子 
授業形態
講義    (対面型)
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
月3-4(S4-201(S421))  
クラス
A
科目コード
CAP.G202
単位数
1
開講年度
2023年度
開講クォーター
3Q
シラバス更新日
2023年9月15日
講義資料更新日
-
使用言語
日本語
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講義の概要とねらい

【概要】化学プロセスにおける反応操作および分離操作を最適化する際には,対象とする混合物の化学熱力学,相平衡の基礎,界面現象を把握することが不可欠となります.本講義では,熱力学の法則に基づく基礎・理論を理解し,理想系ならびに実在系についての熱力学特性,表面張力について講義と演習を行います.
【ねらい】化学プロセスの運転操作・設計において不可欠となる物質系の相平衡の基礎,相図の基礎,表面張力,吸着平衡に関する基礎的性質を定量的に取り扱い,化学プロセスにおける操作条件の最適化に応用する方法を学習することをねらいとします.

到達目標

【到達目標】本講義を履修することにより,次の項目を理解することを到達目標とします.
1) 相平衡の基礎と概念,相平衡と活量係数
2) 気液平衡と液液平衡の基礎と条件
3) 表面張力の基礎,固体表面の濡れ性
4) 吸着平衡,吸着の熱力学

キーワード

混合物の熱力学,相平衡,活量係数,気液平衡,表面張力,濡れ性,吸着平衡

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

T2SCHOLAにアップロードしたスライドに沿って講義を進めます.講義の後半で,その日の講義内容に関する演習問題に取り組んでもらいます.各回の授業スケジュールを各自確認し,課題を予習・復習で行って下さい.

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 相平衡計算の基礎 相平衡計算の基礎について理解できる.
第2回 相平衡と活量係数 相平衡と活量係数について理解できる.
第3回 気液平衡と液液平衡 気液平衡と液液平衡について理解できる.
第4回 表面張力の基礎 表面張力の基礎について理解できる.
第5回 固体表面の濡れ性と毛管現象 固体表面の濡れ性と毛管現象について理解できる.
第6回 吸着平衡の基礎 吸着平衡の基礎について理解できる.
第7回 期末試験

授業時間外学修(予習・復習等)

学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。

教科書

指定なし

参考書、講義資料等

授業で扱う全ての資料は事前にT2SCHOLA にアップする.

成績評価の基準及び方法

相平衡,相図,表面張力,吸着平衡に関する理解度を評価する.成績は,宿題,授業の演習(出席),期末試験のすべてを勘案して決定する.

関連する科目

  • CAP.H201 : 物理化学1(熱力学)
  • CAP.H202 : 物理化学2(化学平衡)
  • CAP.G201 : 化学工学基礎
  • CAP.G203 : 化学工学2(分子拡散)
  • CAP.G305 : 分離工学1
  • CAP.G306 : 分離工学2(固相系)
  • LAS.C107 : 化学熱力学基礎

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

履修条件は特に設けないが,関連する科目を履修していることが望ましい.

連絡先(メール、電話番号)    ※”[at]”を”@”(半角)に変換してください。

下山裕介:yshimo[at]chemeng.titech.ac.jp
青木才子:saoki[at]chemeng.titech.ac.jp

オフィスアワー

(下山裕介)メールで事前に予約すること.
(青木才子)メールで事前に予約すること.

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