本講義では、有機化学第1〜第6を履修してきた学生を対象に、ファインケミカルズの工業的合成「有機プロセス化学」について解説します。
本講義を履修することによって、ファインケミカルズの工業的合成「有機プロセス化学」を修得する。
ファインケミカルズ、有機プロセス化学
✔ 専門力 | 教養力 | コミュニケーション力 | 展開力(探究力又は設定力) | ✔ 展開力(実践力又は解決力) |
授業計画に従って進める。最終回に理解度確認のための演習と解説を実施する。
授業計画 | 課題 | |
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第1回 | プロセス化学の基礎 | プロセス化学の基礎について説明できる。 |
第2回 | プロセス化学の実例(1) 反応開発と抽出 | 反応開発と抽出について説明できる。 |
第3回 | プロセス化学の実例(2) 反応開発と結晶化 | 反応開発と結晶化について説明できる。 |
第4回 | プロセス化学の実例(3) 反応開発と蒸留 | 反応開発と蒸留について説明できる。 |
第5回 | プロセス化学の実例(4) 酵素を用いた不斉合成 | 酵素を用いた不斉合成について説明できる。 |
第6回 | プロセス化学の実例(5) 触媒を用いた不斉合成 | 触媒を用いた不斉合成について説明できる。 |
第7回 | 理解度確認のための演習と解説 | 理解度確認のための演習と解説 |
学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。
マクマリー有機化学(下)(第8版)または(第9版)(東京化学同人)ISBN-13: 978-4807908110
マクマリー有機化学 問題の解き方(第8版)英語版(東京化学同人)ISBN-13: 978-4807908066
理解度確認のための演習(90%)、授業参加度(10%)(授業参加度は授業での討論および授業後の演習などにより算出する)
履修の条件は設けないが、有機化学第1〜第6を履修していることが望ましい。
ktanaka[at]apc.titech.ac.jp