2020年度 分析化学演習   Exercise in Analytical Chemistry

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開講元
応用化学系
担当教員名
山中 一郎 
授業形態
演習    (Zoom)
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
火3-4(S422)  
クラス
-
科目コード
CAP.A382
単位数
1
開講年度
2020年度
開講クォーター
4Q
シラバス更新日
2020年9月18日
講義資料更新日
-
使用言語
日本語
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講義の概要とねらい

【講義の概要】 各種機器分析法の中から重要かつ基本的な分析法について分析原理とスペクトルデータの解析法を解説します。
【講義のねらい】 様々な化学反応,化学物質あるいは化学的機能を理解するためには,基本的な化学を学習するだけでは十分でなく,化学的対象を分析機器を用いて客観的な化学的情報を取り出し,これを解析して化学的事実を理解する手法の基礎を学ぶことを目的にしています。

到達目標

本講義を履修することによって次の能力を修得する。
(1) 化学反応を解析する際に必要な基本的な機器分析の原理と分析データの取り扱いについて理解できる.
(2) 赤外分光法,紫外可視分光法,クロマト法,核磁気共鳴分光法,質量分析,X線回折法,X線光電子分光法,ガス吸着法について分析概念を理解できる.
(3) 赤外分光法,紫外可視分光法,クろロマト法,核磁気共鳴分光法,質量分析,X線回折法,X線光電子分光法,ガス吸着法について解析法を理解できる.
    

キーワード

機器分析原理、解析理論、赤外分光法、紫外可視分光法、クロマト法、核磁気共鳴分光法、質量分析、X線回折法、X線光電子分光法、ガス吸着法

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

本講義は応用化学実験を理解する上で必要な基本的な機器分析法の原理,理論,解析法について,毎回行う演習を通して学習します.最終回に理解度確認のための演習と解説を行います.

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 核磁気共鳴法1:理論と測定法 核磁気共鳴法の理論と測定法が説明できる.
第2回 核磁気共鳴法2:解析法 核磁気共鳴法の解析法が説明できる.
第3回 赤外分光法.紫外可視分光法 赤外分光法と紫外可視分光法が説明できる.
第4回 クロマトグラフ,質量分析法 クロマトグラフと質量分析法が説明できる.
第5回 X線解析法 X線解析法が説明できる.
第6回 光電子分光法 光電子分光法が説明できる.
第7回 ガス吸着法 ガス吸着法が説明できる.

授業時間外学修(予習・復習等)

学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。

教科書

P. Atkins, J. de Paula著、千原、中村 訳「アトキンス物理化学(下)」第8版(東京化学同人)ISBN-13: 978-4807906963

参考書、講義資料等

特になし

成績評価の基準及び方法

理解度確認のための演習(50%),授業参加度(50%)(授業参加度は授業での小テストなどにより算出する)

関連する科目

  • CAP.A301 : 応用化学実験(専門)第一
  • CAP.A302 : 応用化学実験(専門)第二

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

履修の条件は設けないが,CAP.A301 : 応用化学実験(専門)第一,CAP.A302 : 応用化学実験(専門)第二を履修していることが望ましい.

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