2018年度 工業プロセス概論   Introduction to Industrial Chemical Process

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開講元
応用化学系
担当教員名
山口 猛央  多湖 輝興 
授業形態
講義     
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
木7-8(S421)  
クラス
-
科目コード
CAP.C344
単位数
1
開講年度
2018年度
開講クォーター
3Q
シラバス更新日
2018年9月11日
講義資料更新日
-
使用言語
日本語
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講義の概要とねらい

本講義では工業化学や水処理など環境保全の基盤となる,分離プロセスと反応プロセスについて学ぶ.先ず,吸着分離プロセスと膜分離プロセスを理解する.そして,石油精製と石油化学プロセスの概略を理解するとともに,固体触媒を用いた化学反応の基礎と反応器設計について学ぶ.

到達目標

本講義では,分離プロセスと反応プロセスの理解を深める.石油精製プロセス、石油化学プロセス、環境保全プロセスを中心に,化学プロセスの概要を習得するとともに,各プロセスの有機的つながりを理解する.

キーワード

化学プロセス,分離プロセス,反応プロセス

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

資料による

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 吸着分離プロセス 吸着等温線と回分吸着プロセスを説明できる
第2回 膜分離プロセス1 膜透過の基礎を説明できる
第3回 膜分離プロセス2 濃度分極の基礎を説明できる
第4回 石油精製と石油化学プロセス 化学プロセスにおける分離分離,反応プロセスを理解できる.石油精製,石油化学プロセスの概要を説明できる.
第5回 固体触媒と触媒反応工学 石油化学プロセスにおける気固触媒反応を説明できる
第6回 触媒有効係数 気固触媒反応における触媒有効係数を説明できる
第7回 触媒反応器設計 気固触媒反応における反応器設計を説明できる
第8回 総合演習 分離プロセスと反応プロセスに関する総合演習

教科書

特になし

参考書、講義資料等

培風館 反応工学 橋本健治著
朝倉書店 分離プロセス工学の基礎 化学工学会分離プロセス部会編

成績評価の基準及び方法

工業プロセスの仕組み,および分離プロセスと反応プロセスについての理解度を評価する.

関連する科目

  • CAP.C205 : 化学プロセス量論
  • CAP.C203 : 移動現象第三(物質移動)
  • CAP.C206 : 反応工学第一(均一系)
  • CAP.C212 : 分離操作
  • CAP.C315 : 先進化学工学第一

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

特になし

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