2017年度 化学プロセス量論 A   Chemical Process Stoichiometry A

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開講元
応用化学系
担当教員名
伊東 章 
授業形態
講義     
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
火3-4(S421)  
クラス
A
科目コード
CAP.C205
単位数
1
開講年度
2017年度
開講クォーター
3Q
シラバス更新日
2017年3月17日
講義資料更新日
2017年11月1日
使用言語
日本語
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講義の概要とねらい

本講義では化学プロセスの開発・設計・運転の基礎となる,プロセスの物質収支およびエネルギー収支を取り扱う基礎を教授する。あわせて物質の持つエネルギー(生成熱,燃焼熱)および反応系の熱収支を学習する。
各種化学プロセスのエネルギー収支,物質収支の取り方を習得することをねらいとする。

到達目標

本講義では工業における応用化学分野で必須となる既往の各種化学プロセスおよび新規な設計段階の化学プロセスについて,物質の持つエネルギーとその取り扱いを習得し,化学プロセス開発ができる能力を身につけることを到達目標とする。

キーワード

反応熱,生成熱,熱化学式

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

講義形式で行います。講義の後半で、その日の講義内容に関する演習問題に取り組んでもらいます。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 プロセス物質収支の基礎 物質収支が理解できる
第2回 反応・燃焼プロセスの物質収支 反応プロセスが説明できる
第3回 リサイクル・パージプロセスの物質収支 リサイクル・パージプロセスを理解できる
第4回 理想気体と実在気体 気体法則を理解し計算できる
第5回 水蒸気と湿り空気 湿度を理解できる
第6回 平衡と分離操作 相平衡と化学平衡を理解できる
第7回 熱と物質の同時収支(湿度図表) 湿球温度を説明できる

教科書

伊東 章著『Excelで気軽に化学プロセス計算』丸善出版, 2014

参考書、講義資料等

特になし

成績評価の基準及び方法

本講義の達成目標について,その理解度を評価
配点は、期末試験(80%)、演習等(20%)

関連する科目

  • CAP.C212 : 分離操作

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

なし

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