2017年度 先進化学工学第一   Advances and Applications in Chemical Engineering I

文字サイズ 

アップデートお知らせメールへ登録 お気に入り講義リストに追加
開講元
応用化学系
担当教員名
山口 猛央  田巻 孝敬 
授業形態
講義     
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
火1-2(S422)  
クラス
-
科目コード
CAP.C315
単位数
1
開講年度
2017年度
開講クォーター
1Q
シラバス更新日
2017年3月17日
講義資料更新日
-
使用言語
日本語
アクセスランキング
media

講義の概要とねらい

[講義の概要]本講義では,身につけてきた化学工学の知識が環境・エネルギー分野で,どのように活用できるのかを学ぶ。また,本系以外の学生には,化学工学科目群に関連する基礎知識と最先端技術を学ぶ機会を提供することを目的とする。
[講義のねらい]環境・エネルギー分野の最先端技術における化学工学の活用例として,水処理,水素エネルギー社会,二酸化炭素削減技術,産業および民生分野における熱エネルギーの有効活用を取り上げる。

到達目標

本講義を受講することによって,
1) 化学工学が環境分野でどのように使われているかを理解することができる。
2) 化学工学がエネルギー分野でどのように使われているかを理解することができる。

キーワード

化学工学,環境,エネルギー,水処理,分離,水素,炭素循環,熱エネルギー

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

適宜資料を配布して講義を進める。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 二酸化炭素削減技術の概要 二酸化炭素削減に関する各種技術の概要を説明できる。
第2回 二酸化炭素削減技術の比較・運輸部門 二酸化炭素削減に関する各種技術について,化学工学の観点から比較ができる。
第3回 産業分野での熱エネルギー利用・鉄鋼,ヒートポンプ 産業分野での熱エネルギー利用について化学工学の観点から説明ができる。
第4回 民生分野での熱エネルギー利用・空調,コジェネシステム 民生分野での熱エネルギー利用について化学工学の観点から説明ができる。
第5回 水素社会の概要と展望 水素社会とは何か、自分の言葉で説明できる。
第6回 水素利用技術の現状と課題および化学工学の貢献 水素社会における重要な技術の概要を理解し、今後の課題および化学工学の貢献を説明できる。
第7回 水処理技術の概要と展望 世界の水事情および水処理技術の概要を説明できる。
第8回 水処理技術の現状と課題および化学工学の貢献 水処理において必要な技術を理解し、化学工学の役割を説明できる。

教科書

必要に応じて講義資料を配布する。

参考書、講義資料等

化学工学会編 『実装可能なエネルギー技術で築く未来―骨太のエネルギーロードマップ2』 化学工業社,ISBN-13: 978-4759400014

成績評価の基準及び方法

化学工学の環境・エネルギー分野への活用について、理解度を評価する。レポート(50%), 小演習(50%)で成績を評価する。

関連する科目

  • CAP.C204 : 化工熱力学
  • CAP.C211 : エネルギー操作
  • CAP.C212 : 分離操作
  • CAP.C323 : 先進化学工学第二
  • CAP.C341 : ケミカルエンジニアリングトピックス

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

履修の条件を設けない。

連絡先(メール、電話番号)    ※”[at]”を”@”(半角)に変換してください。

山口猛央: yamag[at]res.titech.ac.jp
田巻孝敬: tamaki.t.aa[at]m.titech.ac.jp

オフィスアワー

メールで事前予約すること。

このページのトップへ