2017年度 先進有機化学第二   Advances and Applications in Organic Chemistry II

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開講元
応用化学系
担当教員名
穐田 宗隆  吉沢 道人 
授業形態
講義     
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
火1-2(S423)  
クラス
-
科目コード
CAP.A347
単位数
1
開講年度
2017年度
開講クォーター
2Q
シラバス更新日
2017年3月17日
講義資料更新日
-
使用言語
日本語
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講義の概要とねらい

[講義の概要]本講義では、まず光で駆動する有機反応と光で変化する有機構造の基礎について理解する。次に、光(太陽光)照射によって進行する触媒反応や光刺激によって機能する分子集合体について理解する。また、本系以外の学生には、有機化学の基礎的な事項を平易に解説し、応用化学科目群に関連する基礎知識と最先端技術を学ぶ機会を提供することを目的とする。
[講義のねらい]有機化学で学ぶ反応の大部分は、熱的な活性化により進行する。一方、植物の光合成のような光を必要とする重要な反応も数多く存在する。そこで本講義では、「有機化学」と「光」の接点にフォーカスし、古典的な光反応、光触媒反応、光と有機構造、光と分子集合体の基礎について解説する。

到達目標

本講義を履修することによって次の事項を理解し、説明できる能力を修得する。
(1) 光と有機反応の関係
(2) 古典的な光反応
(3) 光触媒反応の基礎と発展
(4) 光と有機構造の関係
(5) 光と分子集合体の関係
(6) 光と生物の関係

キーワード

光、有機反応、触媒反応、有機構造、分子集合体、生物

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

本講義は、(1)光と有機反応、(2)古典的な光反応、(3)光と触媒反応、(4)光と有機構造、(5)光と分子集合体、(6)光と生物の順番で進める。最終回に、理解度確認のための演習を行う。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 光と有機反応 光と有機反応の関係を説明できる。
第2回 古典的な光反応 古典的な光反応を説明できる。
第3回 光と触媒反応 (1): 基礎 基礎的な光触媒反応を説明できる。
第4回 光と触媒反応 (1): 発展 発展的な光触媒反応を説明できる。
第5回 光と有機構造 光と有機構造の関係を説明できる。
第6回 光と分子集合体 光と分子集合体の関係を説明できる。
第7回 光と生物 光と生物の関係を説明できる。
第8回 理解度確認のための演習と解説 第1~7回の講義内容を正確に理解し、演習問 題に解答できるようになる。

教科書

指定なし。

参考書、講義資料等

参考書
光化学I(丸善)、ISBN:978-4-621-04656-2
化学の要点5 電子移動 (共立出版) 、ISBN:978-4-320-04410-4
配布資料は有り。

成績評価の基準及び方法

理解度確認のための小テストまたは質疑応答(50%)、演習(50%)により評価する。

関連する科目

  • 先進有機化学第一

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

履修の条件は設けない。

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