2016年度 工業プロセス概論   Introduction to Industrial Chemical Process

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開講元
応用化学系
担当教員名
伊東 章  多湖 輝興 
授業形態
講義     
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
木7-8(S421)  
クラス
-
科目コード
CAP.C344
単位数
1
開講年度
2016年度
開講クォーター
4Q
シラバス更新日
2016年1月11日
講義資料更新日
2016年11月29日
使用言語
日本語
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講義の概要とねらい

本講義では原油を原料として,ガソリンや各種プロスチック,化学製品,肥料を製造している現在の石油化学プロセスについて,その成り立ちと物質収支,エネルギー収支を述べる。はじめに概要を説明し,石油精製プロセス,石油化学プロセス,肥料プロセス,C1ケミストリーの順に説明する。同時に各プロセスの物質収支,エネルギー収支を理解するための演習をおこなう。次いでバイオ産業を構成する医薬品プロセス,食品プロセス,発酵プロセスなどについて同様に学ぶ。講義のまとめとして,実際の工場を見学することで学習内容を確認する。
対象となる各種化学プロセスについて,その目的と基本原理および基礎的物質収支を習得することをねらいとする。

到達目標

【到達目標】 石油化学プロセスおよびバイオ関連プロセスの概要を習得し,各プロセスの有機的つながりを理解し,各プロセスの物質収支・エネルギー収支を理解できるようにする。また,既習の反応工学,操作論での学習事項の確認をおこなう。
【テーマ】 本講義では,石油化学に関する石油精製プロセス,石油化学プロセス,肥料プロセス,C1ケミストリーの系統およびバイオ産業に関する食品プロセス,医薬品プロセス,バイオプロセスごとにその特徴を考察し,プロセスを理解するための物質収支,エネルギー収支計算の手法を演習を通して教授する。

キーワード

化学プロセス,フローシート

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

資料による

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 化学プロセス概要 化学プロセスの構成を理解できる
第2回 石油精製プロセス 石油精製プロセスを理解できる
第3回 石油化学プロセス,C1ケミストリー 石油化学プロセスとC1ケミストリーを説明できる
第4回 バイオインダストリー バイオインダストリーを理解できる
第5回 食品プロセス 食品プロセスを理解できる
第6回 医薬品プロセス 医薬品プロセスを理解できる
第7回 工場見学1(石油化学関連) 石油化学プロセスを説明できる
第8回 工場見学2(バイオインダストリー関連) バイオプロセスを説明できる

教科書

配布物

参考書、講義資料等

特になし

成績評価の基準及び方法

石油化学プロセスの仕組みおよび物質収支,エネルギー収支についての理解度を評価する。期末試験(75%), 演習(25%)で成績を評価する。

関連する科目

  • CAP.C203 : 移動現象第三(物質移動)

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

なし

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