2023年度 電極触媒特論   Catalysis and Electrocatalysis

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開講元
材料コース
担当教員名
難波江 裕太 
授業形態
講義    (対面型)
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
月7-8(S8-623)  
クラス
-
科目コード
MAT.P407
単位数
1
開講年度
2023年度
開講クォーター
2Q
シラバス更新日
2023年9月13日
講義資料更新日
-
使用言語
英語
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講義の概要とねらい

酸素の電気化学的還元反応を題材として、触媒および電極触媒についての基礎的な知識を確認、整理するとともに、最先端の研究手法について学ぶ。電気化学、物理化学、触媒化学などの教科書に点在している電極触媒研究に必要な知識、概念を系統的に整理する。

到達目標

本講義では、以下の2点を到達目標とする。
1)触媒の概念について理解できる。
2)電極触媒研究に必要な知識、概念を理解できる。

キーワード

触媒、電極触媒、燃料電池、酸素還元、非白金触媒

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

全て対面で実施する。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 触媒とは?使われる材料は? 触媒の概念、分類、材料について説明できる。
第2回 電気化学の基礎 電極電位、動的電気化学、三電極式セル、サイクリックボルタンメトリなどを理解する。
第3回 担持金属触媒の研究と評価手法 比表面積評価法(N2吸着、CO吸着、CV))、触媒活性の評価方法について説明できる
第4回 吸着エネルギーと火山型プロット Computational Hydrogen Electrodeモデルを適用した密度汎関数法と火山型プロットについて理解できる
第5回 回転リング・ディスク電極ボルタンメトリー Levich式などの基礎的な理論からNabaeモデルなどの先進的な理論まで理解できる
第6回 MEA測定およびin-situ分光法 燃料電池の評価法や放射光を用いた触媒解析について説明できる
第7回 非貴金属触媒研究の歴史と最前線 非貴金属触媒研究の歴史と最前線について理解できる

授業時間外学修(予習・復習等)

学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する 予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。

教科書

教科書は用いない。

参考書、講義資料等

講義資料をPDFで配布する。

成績評価の基準及び方法

期末試験、各回の簡単な課題により評価する。

関連する科目

  • ENR.A404 : エネルギーデバイス論第二

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

特になし。

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