2019年度 材料の環境劣化   Environmental Degradation of Materials

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開講元
材料コース
担当教員名
西方 篤  多田 英司 
授業形態
講義
曜日・時限(講義室)
月3-4(S8-501)  木3-4(S8-501)  
クラス
-
科目コード
MAT.M403
単位数
2
開講年度
2019年度
開講クォーター
4Q
シラバス更新日
2019年3月18日
講義資料更新日
-
使用言語
英語
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講義の概要とねらい

材料の環境性能は,材料を安全に長期にわたって利用するためには最も重要な特性のひとつである.本講義では,電気化学と表面科学を基礎学問として,様々な環境における構造材料および機能性材料の環境劣化現象を概説し,環境強度,環境寿命の評価方法を紹介する.
本講義のねらいは,様々な環境における金属材料の腐食劣化現象の基礎的な考え方およびその腐食評価の手法を理解することである.

















































理解し,各環境で適切な防食法を提案できるようにする.

到達目標

本講義を履修することによって,金属材料の腐食劣化と環境劣化割れの機構を理解し,耐食性向上および耐環境寿命の評価に必要な知識を修得することを目標とする。

キーワード

電気化学,腐食,不働態化現象,環境劣化割れ

学生が身につける力

国際的教養力 コミュニケーション力 専門力 課題設定力 実践力または解決力
- - - -

授業の進め方

講義及び演習

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 イントロダクション,腐食を理解するための電気化学の基礎 講義の目的を理解する 電気化学の復習
第2回 平衡電気化学の基礎(活量,活量係数,電極電位,電位-pH図) 電気化学反応の平衡論について説明できる
第3回 電気化学反応速度論1(単極の反応,絶対反応速度論,バトラー・フォルマーの式) 電極反応速度の基礎的取り扱いができる
第4回 電気化学反応速度論1(多段階反応,律速段階,ターフェル勾配,反応次数) 電極反応過程の律速段階が決定できる
第5回 金属のアノード溶解機構 金属のアノード溶解反応が説明できる
第6回 合金のアノード溶解機構 合金のアノード反応機構が理解できる
第7回 金属の不動態化 金属の不働態化現象を説明できる
第8回 金属の腐食反応と腐食形態 金属の腐食反応が説明できる
第9回 金属の腐食評価法(電気化学測定,表面分析) 腐食現象を電気化学的に解析できる
第10回 鉄鋼材料の水溶液腐食 (炭素鋼,低合金綱,ステンレス鋼) 鉄鋼材料の腐食挙動を理解できる
第11回 高耐食合金の腐食劣化(局部腐食) 局部腐食を理解できる
第12回 環境劣化割れ(応力腐食割れ,腐食疲労,水素脆化) 環境劣化割れ機構を説明できる
第13回 非鉄材料の腐食劣化(アルミニウム合金,マグネシウム合金,チタン,銅) 非鉄材料の腐食の特徴を説明できる
第14回 金属材料の表面処理と防食特性(犠牲防食,表面処理鋼板,化成処理) 表面処理と防食法について説明できる
第15回 試験

教科書

授業中に配布される資料

参考書、講義資料等

喜多英明,魚崎浩平,電気化学の基礎,技法堂出版,1997
D. A. Jones, "Principles and Prevention of Corrosion" Prentice Hall, 1996

成績評価の基準及び方法

課題レポートにより評価される

関連する科目

  • MAT.M308 : 金属電気化学
  • MAT.A204 : 材料熱力学

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

特になし

その他

なし

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