本講義は、熱伝導に関する、以下の2つの項目について論ずる。
1. 伝熱方程式の解法におけるquadrupole法
2. 赤外線画像処理における逆問題と物性値推算
1. 熱伝導方程式の解析方法
2. 熱伝道における逆問題と物性値推算
3. 材料における熱伝導の理解
熱伝道、四極子法、逆問題
✔ 専門力 | ✔ 教養力 | ✔ コミュニケーション力 | ✔ 展開力(探究力又は設定力) | ✔ 展開力(実践力又は解決力) |
各回の学習目標をよく読み、課題について予習・復習を行って下さい。
授業計画 | 課題 | |
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第1回 | 1-1. 序論:拡散と拡散方程式 | 拡散と拡散方程式について理解する。 |
第2回 | 1-2. ラプラス変換による1次元熱伝導と電気回路との類似性 | ラプラス変換による1次元熱伝導と電気回路との類似性について理解する。 |
第3回 | 1-3. まとめと例題 | 例題について理解する。 |
第4回 | 2-1. ビッグデータにおける最小二乗法による物性推算 | ビッグデータにおける最小二乗法による物性推算について理解する。 |
第5回 | 2-2. 空間フーリエ変換による熱画像処理 | 空間フーリエ変換による熱画像処理について理解する。 |
第6回 | 2-3. 逆たたみ込みによる熱画像処理 | 逆たたみ込みによる熱画像処理について理解する。 |
第7回 | 熱工学における最近のトピックス: 1. ナノスケール熱物性の解析方法 2. 逆問題による赤外線画像処理 | 熱工学における最近のトピックスについて学ぶ。 |
特になし
授業で扱う資料は、事前にOCW-iにアップする。
評価はレポート提出により行なう。
履修条件は特に設けないが、関連する科目を履修していることが望ましい。