2016年度 材料工学環境論   Materials Engineering and Ecology

文字サイズ 

アップデートお知らせメールへ登録 お気に入り講義リストに追加
開講元
材料コース
担当教員名
岩堀 豊  國岡 正雄  石井 聡子  山本 佳世子 
授業形態
講義
曜日・時限(講義室)
集中講義等   
クラス
-
科目コード
MAT.P491
単位数
1
開講年度
2016年度
開講クォーター
2Q
シラバス更新日
2016年1月11日
講義資料更新日
-
使用言語
日本語
アクセスランキング

講義の概要とねらい

急速に発展する材料産業の現状と展望を提示するとともに,材料産業における環境・資源・エネルギー政策ならびに化学物質のリスク評価や安全性など社会全体との係わりを、下記の観点から講究する。
1. バイオプラスチック、⒉ 化学物質のリスク評価、3, 宇宙航空環境と複合材料、4. 科学コミュニケーションと技術コミュニケーション

到達目標

科学技術の専門家となる学生に、環境・エネルギー問題と材料工学の接点における最新の話題に基付いて、基本的な考え方を習得したうえで、社会と良好な科学技術コミュニケーションをする力を身につけさせる。理解増進のための一般人、共同研究に向けた他分野の研究者、政策・研究助成機関・ビジネスの担当者、それぞれと連携可能な幅広い視野を持つことができるようになることを目指す。

キーワード

バイオプラスチック、化学物質のリスク評価、3, 宇宙航空環境と複合材料、4. 科学コミュニケーションと技術コミュニケーション

学生が身につける力

国際的教養力 コミュニケーション力 専門力 課題設定力 実践力または解決力
- -

授業の進め方

各回の学習目標をよく読み,課題について予習・復習を行って下さい。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 化学物質リスク評価・管理学(1) 化学物質の適切な管理のために (石井) 化学物質の多くは人々に便益をもたらす目的で工業的に生産され使用されてきたが、当初予想されなかったリスクの可能性を有するものがあることが明らかになってきた。本講義では、化学物質リスクとその管理の全体像を解説する。 化学物質の取り巻く課題と化学物質管理の重要性を理解する。
第2回 化学物質リスク評価・管理学(2) 化学物質のリスク評価方法基礎(石井) 物質に固有な有害性の強さと、ヒトおよび環境中生物への暴露量との比較によって評価される、化学物質のリスク評価は、毒性、環境等の総合的な知識を必要とする研究分野である。本講義では、評価に必要な各論の概要を織り交ぜながら、化学物質リスク評価の方法について解説する。 化学物質のリスク評価を実践するための基本的な手法を理解する。
第3回 バイオプラスチックとは?(国岡) バイオマスプラスチック(生分解性プラスチックとバイオマス由来プラスチック)の概要を説明し、現在、世界で生産されているバイオプラスチックの動向を紹介する。また、バイオプラスチックが環境に優しい理由を理解する
第4回 バイオプラスチックの評価方法基礎(国岡) 生分解性プラスチックや、バイオマスプラスチックは、一般に使われている汎用性の非生分解で、石油由来のプラスチックと簡単な方法では区別することができない。これらの判別法とそのISO標準規格化それらをもちいた認証システムについて説明する。
第5回 宇宙航空材料における複合材料(岩堀) 我が国の航空宇宙産業に関する概説、及び航空宇宙用途としての材料として定着した複合材料(炭素繊維強化プラスチック)についての概要を講義する。また、航空機構造への適用例や製造方法、複合材の課題などについて概説する。
第6回 複合材料の評価方法基礎と宇宙環境(岩堀) 航空宇宙材料としての複合材料について、強度評価法の基礎について概説する。 また、複合材料試験の規格化に関する話題を提供する。
第7回 一般社会における科学コミュニケーション(山本) 東日本大震災をきっかけとした専門家・一般人の気づきから、将来の研究者となる受講生に科学技術コミュニケーションの基礎を伝える。マスメディアと記者の特性を押さえたうえで、科学技術記事の構成を学び、どのように読み取るか演習を行う。

教科書

資料はOCW-iに提示するか、または講義の際に配布する。

参考書、講義資料等

「化学物質のリスク評価がわかる本」 丸善出版(2012年)
一般財団法人化学物質評価研究機構著
ISBN978-4-621-08608-7 3,360円(税込み)

「研究費が増やせるメディア活用術」
 山本佳世子著 丸善出版 1900円(税込みで1950円) 
 ISBN978-4-621-08538-7

成績評価の基準及び方法

演習ならびにレポート

関連する科目

  • CAP.I433 : エネルギー高分子機能特論第一
  • MAT.P423 : 有機複合材料

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

特になし

このページのトップへ