2018年度 加速器・核融合炉工学特論第三   Special Lecture on Accelerator and Fusion Reactor Technology III

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開講元
原子核工学コース
担当教員名
長谷川 純  飯尾 俊二  小栗 慶之  赤塚 洋  片渕 竜也  筒井 広明  林﨑 規託 
授業形態
講義     
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
金7-8(原講523, North No.2, 5F-523)  
クラス
-
科目コード
NCL.A603
単位数
1
開講年度
2018年度
開講クォーター
3Q
シラバス更新日
2018年3月22日
講義資料更新日
-
使用言語
英語
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講義の概要とねらい

博士後期課程の学生を主な対象とした加速器・核融合炉工学に関する高度な講義を通じて,当分野における最先端技術を深く理解する.

到達目標

加速器・核融合工学分野に関する幅広い知識に基づき,当分野の最先端技術について詳細な説明ができる.

キーワード

プラズマ分光,衝突輻射モデル,高強度レーザー,レーザー粒子加速,加速器,慣性閉じ込め,重イオンビーム,阻止能,磁場閉じ込め,核融合,トカマク,ヘリカル,超伝導、超伝導コイル

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

加速器・核融合工学の様々な分野を専門とする講師により講義を行う.

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 プラズマ分光計測、励起状態生成消滅を記述する衝突輻射モデル プラズマの分光計測について説明できる.発光源である励起状態の生成消滅を記述する衝突輻射モデルについて説明できる.
第2回 レーザー粒子加速 レーザー粒子加速の原理や最新の研究動向について説明できる.
第3回 加速器応用 加速器応用の実例について説明できる.
第4回 重イオン慣性核融合 ビーム・プラズマ相互作用,特に高速重イオンから高温標的プラズマへのエネルギー付与に関する基本事項について説明できる.
第5回 磁場閉じ込め核融合における超伝導技術 磁場核融合研究で用いられている超伝導技術について説明できる.
第6回 磁場閉じ込め核融合研究の歴史 核融合炉を実現するためのプラズマ磁場閉じ込めの原理と研究について説明できる.
第7回 核変換処理システムと核反応データ 加速器を用いた長寿命放射性核廃棄物の核変換処理システムとその開発に必要とされる核反応データを説明できる.
第8回 総合討論 加速器・核融合工学分野の様々な話題について,幅広い知識をもとに議論できる.

教科書

特になし.

参考書、講義資料等

7) 高エネルギー加速器 (実験物理科学シリーズ)、木村 嘉孝 編、共立出版.

成績評価の基準及び方法

加速器・核融合炉工学に関する理解度と知識を,毎回の授業で課す小テストもしくはレポートにより評価する.

関連する科目

  • NCL.A403 : 加速器工学
  • NCL.A404 : 加速器・放射線応用
  • NCL.A402 : 核融合炉工学

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

加速器・核融合工学分野の基礎知識が必要.

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