有機化合物の立体化学や立体電子効果など、有機化合物の構造や反応の立体選択性に関わる基礎的事項について概説する。
立体電子効果および分子軌道論など、有機化合物の立体化学や反応の立体選択性に関わる基礎的事項について理解し、説明できる。
立体電子効果、有機化合物の立体化学および立体配座
✔ 専門力 | 教養力 | コミュニケーション力 | 展開力(探究力又は設定力) | 展開力(実践力又は解決力) |
オンラインによる授業を基本とする。
授業計画 | 課題 | |
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第1回 | 立体電子効果:Filkin–Annモデル、Cieplakモデル、Bürgi–Dunitz trajectory | 授業内容について復習するための課題を課す |
第2回 | 立体電子効果:シクロヘキサン誘導体の配座と反応性、A-value | 授業内容について復習するための課題を課す |
第3回 | 立体電子効果:アノマー効果 | 授業内容について復習するための課題を課す |
第4回 | 立体電子効果:ゴーシュ効果 | 授業内容について復習するための課題を課す |
第5回 | 立体電子効果:Baldwin則 | 授業内容について復習するための課題を課す |
第6回 | 立体電子効果:Bredt則、小員環化合物の反応性他 | 授業内容について復習するための課題を課す |
第7回 | 立体電子効果:その他の立体電子効果および演習 | 授業内容について復習するための課題を課す |
学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。
なし
立体電子効果について
1) Stereoelectronic Effects, A. J. Kirby, Oxford University Press
2) Stereochemistry in Organic Compounds, E. L. Eliel and S. H. Wilen, Wiley;
講義全般に関し、その理解度を期末試験、演習およびレポートにより総合的に評価する。期末試験は対面式を予定。ただし、状況によってはオンライン形式あるいはレポートに変更する可能性もあり。
有機化学に関する基礎的知識を有すること