2023年度 有機化学(機能)A   Organic Chemistry (Functions) A

文字サイズ 

アップデートお知らせメールへ登録 お気に入り講義リストに追加
開講元
材料系
担当教員名
相良 剛光 
授業形態
講義    (対面型)
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
木7-8(S8-102)  
クラス
-
科目コード
MAT.P311
単位数
1
開講年度
2023年度
開講クォーター
3Q
シラバス更新日
2023年3月20日
講義資料更新日
-
使用言語
日本語
アクセスランキング
media

講義の概要とねらい

本講義では、有機反応の基礎知識と生体関連分子に関する知識を習得し、それを応用できる力を身につけることを目的とします。反応を起こす官能基としてアミンに着目し、それらの特徴について学びます。さらに、いくつかの生体関連分子の分子構造とその機能との相関を学びます。

到達目標

本講義を履修することによって、まずは主にアミンの反応性とアミンが関わる合成について、電子の流れに応じて有機反応が起こる過程を学ぶことにより深く理解することを一つ目の到達目標とします。次いで、どのような生体分子があり、それら生体分子の特徴・機能について説明できるようになることを二つ目の到達目標とします。

キーワード

有機合成、反応機構、アミン、生体分子

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

教科書の内容に沿って進めます。毎回の授業は、講義と演習から構成されます。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 有機反応の概観 有機反応の種類と機構を分類できるようになる
第2回 アミンと複素環 アミンの性質を説明できるようになる
第3回 アミンと複素環 アミンの合成法と反応を説明できるようになる
第4回 生体分子:糖質 単糖の構造と性質を説明できるようになる
第5回 生体分子:糖質 多糖の構造と性質を説明できるようになる
第6回 生体分子:アミノ酸,ペプチド,タンパク質 アミノ酸の構造と性質を理解し,合成法を説明できるようになる
第7回 生体分子:アミノ酸,ペプチド,タンパク質 ペプチドの合成とタンパク質の構造について説明できるようになる

授業時間外学修(予習・復習等)

学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。

教科書

マクマリー著「有機化学、第9版、下巻」東京化学同人

参考書、講義資料等

マクマリー著「有機化学、第9版、上巻、中巻」東京化学同人

成績評価の基準及び方法

アミンの反応及び生体分子に関する理解度を提出されたレポートおよび期末試験を基に評価する

関連する科目

  • MAT.P211 : 有機化学(構造-I)
  • MAT.P212 : 有機化学(構造-II)
  • MAT.P213 : 有機化学(反応)A
  • MAT.P214 : 有機化学(反応)B
  • MAT.P312 : 有機化学(機能)B
  • MAT.P314 : 有機材料合成化学A
  • MAT.P315 : 有機材料合成化学B
  • MAT.P316 : 有機材料合成化学C

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

有機化学(構造-I)(MAT.P211)、有機化学(構造-II)(MAT.P212)、有機化学(反応)A(MAT.P213)、有機化学(反応)B(MAT.P214)を履修していることが望ましい。

連絡先(メール、電話番号)    ※”[at]”を”@”(半角)に変換してください。

sagara.y.aa[at]m.titech.ac.jp

このページのトップへ