学生3名でチームを組み,金属の優れた性質を活かしたものづくりを体験する.学生自らの創意工夫により作品を企画,設計,作製し,受講学生および学科教員全員で製作過程や作品の評価を行なう.
学生は,ものつくりの過程で自由な発想力やチームワークを習得し,課題発見・解決力を滋養する.
【到達目標】 金属材料の性質を理解し,その特性を活かして実生活にかかわる様々な構造・機能体(音響機器,装置,輸送機器等)の発案,企画,設計,製作および評価を行う。これらを通して材料の機能と材料選択とのかかわりを体験し,独創性,発想力,計画性を養う.
【テーマ】 本講義では,「ベニヤカーの製作」,「高性能電池(鉛蓄電池)の製作」,「オルゴール音響部の作製」をテーマとして取り上げる.
ものつくり,創造性,コミュニケーション能力,チームワーク,フレームカー,高性能電池,燃料電池,オルゴール
✔ 専門力 | ✔ 教養力 | ✔ コミュニケーション力 | ✔ 展開力(探究力又は設定力) | ✔ 展開力(実践力又は解決力) |
担当教員の指示に従って,設計・製作・議論・発表をおこなう
授業計画 | 課題 | |
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第1回 | ガイダンスと班編成 | 担当教員の指示にしたがう |
第2回 | 過去の作品,既存市販製品の検討 | |
第3回 | 安全教育,設計方針の検討 | |
第4回 | 要素技術の検討① (分解・仕組みの理解) | |
第5回 | 要素技術の検討② (全体像・部品・機構の作図) | |
第6回 | 要素技術の検討③ (図面の発表・質疑応答) | |
第7回 | 作品設計 | |
第8回 | 作品製作① (工作機器の使用法の習得) | |
第9回 | 作品製作② (材料の切断・加工) | |
第10回 | 作品製作③ (各部品の製作) | |
第11回 | 作品製作④ (部品の取り付け) | |
第12回 | 作品製作⑤ (作品の組み立て) | |
第13回 | 最終発表会の準備 | |
第14回 | 最終発表会①:高性能電池,オルゴール | |
第15回 | 最終発表会②:ベニヤカー |
テーマ担当教員より,随時,プリントなどの形で配布する。
特になし。
実習態度,レポート,作品,最終発表会の内容で評価する。
この科目は,「金属工学創成プロジェクト」の「履修前提科目」である。
金属工学実験第一につづく創成プロジェクトをあわせて履修することが望ましい