2016年度 有機化学(機能)A   Organic Chemistry (Functions) A

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開講元
材料系
担当教員名
早川 晃鏡 
授業形態
講義     
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
木7-8(S8-102)  
クラス
-
科目コード
MAT.P311
単位数
1
開講年度
2016年度
開講クォーター
3Q
シラバス更新日
2016年4月27日
講義資料更新日
-
使用言語
日本語
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講義の概要とねらい

I 有機化学の基礎的知識の修得を目的とする。
II テキスト「マクマリー有機化学,第8版,下巻」によって,有機化合物の構造,反応性並びに反応論について概説する。

到達目標

有機高分子材料の機能や物性は、分子の一次構造および高次構造に密接に結びついている。要求特性を満たす機能材料の開発には、有機化学の知識に基づいた柔軟な分子設計が求められる。本講義では有機化学の基礎的概念に基づいて、アミン化合物を中心とした官能基導入・変換反応、複素環化合物、炭水化物などの構造と反応の基礎を習得する。

キーワード

基礎有機化学、化学構造、反応性、アミノ化合物、複素環化合物、炭水化物

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

教科書の内容に沿って進める。授業の冒頭で前回授業の内容を概説し復習する。授業中に練習問題を解きながら、丁寧な解説を加える。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 有機化学の基礎的概念を概観する。 有機化合物の構造と性質の関係が理解出来る
第2回 アミン:アミンの性質、塩基性度 アミンの性質と塩基性度について理解する
第3回 アミン:アミンの合成 アミンの合成法について理解し、説明出来る。
第4回 アミン:アミンの反応 アミンの反応について理解し、例題を解く。
第5回 複素環化合物:性質、芳香族性、反応 複素環化合物の性質を理解し、例題を解く。
第6回 炭水化物−炭水化物の分類、立体化学 炭水化物の分類を理解し、立体化学について説明出来る。
第7回 炭水化物−糖の反応 単糖について構造と性質の関係を理解し、例題を解く。
第8回 炭水化物−二糖、多糖類の性質と構造 単糖で修得した知見を基に、二糖や多糖の性質の構造の関係を理解し、説明出来る。

教科書

「有機化学」第8版 下巻 マクマリー著 東京化学同人

参考書、講義資料等

「有機化学」第8版 上・中巻 マクマリー著 東京化学同人

成績評価の基準及び方法

期末試験の成績を主に評価する

関連する科目

  • MAT.P312 : 有機化学(機能)B
  • MAT.P213 : 有機化学(反応)A
  • MAT.P214 : 有機化学(反応)B
  • MAT.P313 : 有機材料合成化学A-1
  • MAT.P314 : 有機材料合成化学A-2
  • MAT.P315 : 有機材料合成化学B
  • MAT.P316 : 有機材料合成化学C

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

有機材料合成化学A-1(MAT.P313)、有機材料合成化学B(MAT.P315)を履修していることが望ましく、または同等の知識がある。

連絡先(メール、電話番号)    ※”[at]”を”@”(半角)に変換してください。

早川晃鏡 hayakawa.t.ac[at]m.titech.ac.jp

オフィスアワー

メールにて事前に予約をすること

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