物理化学は材料の研究・開発に重要である。本講義では,相転移や相平衡を取り扱う。
本講義のねらいは,これらの物理化学的現象を熱力学の基本的関係式に基づいて理解することである。
本講義により,相転移や相分離をモデル化して解析する方法を習得する。
物理化学
相転移
相分離
相平衡
状態図
✔ 専門力 | 教養力 | コミュニケーション力 | 展開力(探究力又は設定力) | 展開力(実践力又は解決力) |
OCWの資料に基づいて講義を行う。理解度を調べるために,毎回簡単なクイズを出す。
授業計画 | 課題 | |
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第1回 | 確率密度関数 | 解析法の習得 |
第2回 | 気体の速度分布 | 解析法の習得 |
第3回 | 気体分子の衝突頻度 | 解析法の習得 |
第4回 | 完全気体及び実在気体の状態方程式 | 解析法の習得 |
第5回 | 純物質の相転移 | 解析法の習得 |
第6回 | 相分離,スピノーダル線,バイノーダル線 | 解析法の習得 |
第7回 | 相平衡 | 解析法の習得 |
第8回 | 多成分系の相図 | 解析法の習得 |
アトキンス物理化学,東京化学同人
OCW-iの資料
相転移や相分離などの物理化学的現象をモデル化して解析する能力を筆記試験で評価する。
指定なし。