2017年度 無機化学   Inorganic Chemistry

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開講元
材料系
担当教員名
森 健彦 
授業形態
講義     
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
火7-8(S8-102)  金7-8(S8-102)  
クラス
-
科目コード
MAT.P215
単位数
2
開講年度
2017年度
開講クォーター
4Q
シラバス更新日
2017年3月17日
講義資料更新日
2017年2月6日
使用言語
日本語
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講義の概要とねらい

(1) 無機化合物の性質について概観を掴む。
(2) 無機化合物の命名法の基本をマスターする。
(3) 酸化・還元電位の使用法を理解する。
(4) 遷移金属錯体の配位子場理論について理解する。
(5) 有機金属化合物について知る。

到達目標

無機化合物の化学について概観する。

キーワード

VSEPR, 酸化と還元, 配位子場理論, 有機金属化合物

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

各授業で理解を確認するためのクイズを行う。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 元素と周期律 有効核電荷が計算できるようになる。
第2回 分子とそのモデル VSEPRによって分子の形が推定できるようになる。
第3回 イオン性固体と金属 イオン半径からイオン性固体の構造について予想できるようになる。
第4回 無機反応  ルイス酸の概念について説明できるようになる。
第5回 酸化と還元における半反応と電池 酸化還元電位を用いて電池の起電力を計算できるようになる。
第6回 酸化と還元における電位データの活用法 Latimer図、Frost図が描けるようになる。
第7回 金属典型元素の化学 アルカリ金属、アルカリ土類金属の主な化合物の性質について説明できるようになる。
第8回 非金属典型元素の化学 典型元素の主な化合物の性質について説明できるようになる。
第9回 ハロゲンとカルコゲナイドの化学 主なハライド、カルコゲナイドの性質について説明できるようになる。
第10回 スカンジウムからマンガンまでの遷移金属の化学 主な前期遷移金属化学物の性質について説明できるようになる。
第11回 鉄から銅までの遷移金属の化学 主な後期遷移金属化学物の性質について説明できるようになる。
第12回 遷移金属錯体 配位子場理論を説明できるようになる。
第13回 配位子場分裂 金属錯体の色と磁性について説明できるようになる。
第14回 分光化学系列とスピンクロスオーバー スピンクロスオーバーについて説明できるようになる。
第15回 有機金属化合物 18電子則を使って有機金属の電子状態について説明できるようになる。

教科書

教科書 荻野・飛田・岡崎 「基本無機化学」 (東京化学同人)

参考書、講義資料等

特になし。

成績評価の基準及び方法

クイズと期末試験

関連する科目

  • MAT.P211 : 有機化学(構造-I)
  • MAT.P212 : 有機化学(構造-II)

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

なし

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