2021年度 物質理工学概論C   Introduction of Materials and Chemical Technology C

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開講元
物質理工学院
担当教員名
森川 淳子  中嶋 健  相良 剛光  渕野 哲郎  保科 拓也  藤居 俊之  大友 明  宍戸 厚  関口 秀俊 
授業形態
講義     
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
木5-6(講堂)  
クラス
-
科目コード
XMC.A104
単位数
1
開講年度
2021年度
開講クォーター
4Q
シラバス更新日
2021年3月19日
講義資料更新日
-
使用言語
日本語
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講義の概要とねらい

物質理工学院の新入生を主な対象とし、物質理工学概論AとBを踏まえて、物質理工学院の200番台以降の系専門科目を履修するための予備知識となる材料系と応用化学系における研究トピックスを学ぶ。また、実際に研究室を訪問し、最先端の研究を体験する。

到達目標

物質理工学の予備知識を獲得する。

キーワード

物質理工学に要求される基礎と技術

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

本講義は、6名の担当教員によるオムニバス形式で、物質理工学における基礎と最新の研究トピックスを例に紹介する。また、授業後半では、実際に研究室を訪問し,最先端の研究を体験する。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 材料系 相良 剛光 准教授 多様な光機能性有機材料の紹介 光が関わる様々な有機機能材料に関して、その分子構造と得られる機能・特性について理解する。
第2回 材料系 保科 拓也 准教授 超スマート社会の基盤となる機能性セラミックス 超スマート社会を支える重要な基盤技術に位置づけられる機能性セラミックスに関して、物性の発現機構と応用例について紹介する。
第3回 材料系 藤居 俊之 教授 マルチスケールな視点から観た金属疲労 材料の繰り返し変形に伴って生じる材料内部での欠陥(転位)蓄積過程を理解しよう。
第4回 応化系 関口 秀俊 教授 化学プロセス設計と高エネルギー密度場の利用 化学反応を使って「もの」(製品)を効率よく大量につくるためのプロセスを設計する基本的な考え方を理解できるようになる。また局所的に大きなエネルギーを与えて化学反応を促進させる化学プロセスを説明できるようになる。
第5回 応化系 大友 明 教授 透明な化合物の電子機能を引き出す 透明性と電気伝導性を有する化合物の特徴を説明してください。また、そのような化合物をどのような用途で使うことができるか説明してください。
第6回 応化系 宍戸 厚 教授 光による機能性高分子のデザイン 光を利用した新しい高分子材料の設計手法とその光機能について説明する。
第7回 系所属相談会(予定)

授業時間外学修(予習・復習等)

学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。

教科書

なし

参考書、講義資料等

なし

成績評価の基準及び方法

レポート評価と期末試験

関連する科目

  • XMC.A101 : 物質理工学リテラシ
  • XMC.A102 : 物質理工学概論A
  • XMC.A103 : 物質理工学概論B

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

物質理工学リテラシ―、物質理工学概論A、物質理工学概論Bを受講していることが望ましい。

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