本講義では、受講生を何班かに分け、身の回りで材料がどのように使われているかを、自ら物品を分解することを通じて理解する。さらに、各材料分野の専門インストラクターが、使用した材料の物性と機能発現のメカニズムについて解説する。また、受講生は,少人数のグループとなり、教員から出された科学・技術の創造プロセスに関する課題を自ら調査・研究する。さらに、その課題について議論し、結果をレポートする。
本講義を履修することにより、身の回りの製品がどのような材料で構成されているのかを知り、大学で学ぶ講義の重要性を理解し、グループワークによるコミュニケーション力・プレゼンネーション力を鍛える。また、課題調査を通じて、物質理工学における研究課題の設定方法を理解する。
物質理工学に要求される基礎と技術、研究課題
✔ 専門力 | 教養力 | ✔ コミュニケーション力 | ✔ 展開力(探究力又は設定力) | ✔ 展開力(実践力又は解決力) |
二つの班(A班とB班)に分かれ、「分解」と「課題調査」に取り組む。「分解」では各グループにおいて製品を分解し、「課題調査」では与えられた課題を自ら調査・研究する。
授業計画 | 課題 | |
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第1回 | ガイダンス | |
第2回 | 分解-1 (A班) 研究課題-1 (B班) | A班:製品にどのような材料が使用され、その機能を検討 B:最先端の話題の理解と課題の受領 |
第3回 | 分解発表準備-1 (A班) 課題調査-1 (B班) | A班:プレゼンテーションをチームごとに作製 B班:研究調査 |
第4回 | 分解発表-1 (A班) 研究課題発表-1 (B班) | A班:検討内容をプレゼンする B班:課題の調査結果の説明・発表 |
第5回 | 分解-2 (B班) 研究課題-2 (A班) | B班:製品にどのような材料が使用され、その機能を検討 A:最先端の話題の理解と課題の受領 |
第6回 | 分解発表準備-2 (B班) 課題調査-2 (A班) | B班:プレゼンテーションをチームごとに作製 A班:研究調査 |
第7回 | 分解発表-2 (B班) 研究課題発表-2 (A班) | B班:検討内容をプレゼンする A班:課題の調査結果の説明・発表 |
なし
なし
出席点50%、発表評価50%
なし
初回に行うガイダンスに必ず出席して下さい。班やチーム分け等について説明します。