本講義では,東京医科歯科大の医師の参加を得て,新しい医療機器や医用材料などの医療に関連した研究開発に関する議論を行います.
技術的なポイント,医療上の効果を医師に対して効果的に説明し,医師の意見をフィードバックして改善する能力を身につけることが講義のねらいです.
医師に工学技術を説明する場合には,工学系の人間に説明する場合とは違った説明の仕方が求められます.その違いを理解して医師に説明できる能力を身につけることができます.
医歯工連携
専門力 | 教養力 | ✔ コミュニケーション力 | ✔ 展開力(探究力又は設定力) | ✔ 展開力(実践力又は解決力) |
1回を2時限または3時限として計6回,月1回程度の頻度で東京医科歯科大学で開講します.各学生は2,3回に1回は発表します.見学会・討論会は東京医科歯科大学以外で行うこともあります(便宜的に第4回目としています).
授業計画 | 課題 | |
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第1回 | 医師との討論による医療関連の研究開発 | 医師に工学的研究を説明し,フィードバックして改善できる能力 |
第2回 | 医師との討論による医療関連の研究開発 | 医師に工学的研究を説明し,フィードバックして改善できる能力 |
第3回 | 医師との討論による医療関連の研究開発 | 医師に工学的研究を説明し,フィードバックして改善できる能力 |
第4回 | 医療関連研究室の見学および討論 | 医療研究にはさまざまなアプローチがあることを理解して,学生自身の研究との関連を考える |
第5回 | 医師との討論による医療関連の研究開発 | 医師に工学的研究を説明し,フィードバックして改善できる能力 |
第6回 | 医師との討論による医療関連の研究開発 | 医師に工学的研究を説明し,フィードバックして改善できる能力 |
特になし
特になし
プレゼンテーションおよびレポート
医療に関連する研究課題を持つ博士後期課程学生,または,東京医科歯科大の医師と共同研究を進めているか,予定している研究室の大学院生
医歯工学特別コースの科目を8単位以上習得することが望ましい.履修学生が多い場合はその学生を優先します.
本講義はコロキウム第1.第2を履修した学生が履修する.ただし,第3クォーターから履修する場合は,第4を最初に受講すること.