2016年度 極微量物質論   Environmental Fate and Transport of Chemical Compounds

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開講元
化学環境学専攻
担当教員名
吉田 尚弘  山田 桂太  笠井 康子  大河内 直彦 
授業形態
講義     
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
火5-6(G113)  
クラス
-
科目コード
ZIG.E430
単位数
1
開講年度
2016年度
開講クォーター
3Q
シラバス更新日
2016年4月27日
講義資料更新日
-
使用言語
日本語
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講義の概要とねらい

環境中極微量物質の循環の変化は、地球環境に重大な影響を与える。本講義では、大気、海洋、陸域環境および生態系の中での極微量物質の循環を理解するための計測法・解析法を紹介する。
大気圏、水圏、地圏および生態系における極微量物質の循環とその変化を理解することは、地球温暖化、環境汚染、生態系破壊などに代表される地球環境問題の本質を理解するために必要である。紹介する計測・解析法は、地球化学分野だけではなく、食品化学や医療分野にも幅広く適用することができる。

到達目標

本講義を履修することによって次の能力を習得する。
1)いくつかの重要な環境微量物質の環境中の分布およびそれらの計測・解析法を説明できる
2)微量成分の変化と環境問題の関連性を説明できる
3)安定同位体地球化学の基礎を身につける

キーワード

物質循環,元素循環,化学物質,微量物質,安定同位体

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

講義の最後に,その日の教授内容に関する簡単な演習問題に取り組んでもらいます。
毎回の授業で出席を取ります。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 環境極微量物質の計測法・解析法の概要 環境極微量物質の計測・解析法について説明できる
第2回 環境中微量有機分子のアイソトポログ 環境中微量有機分子のアイソトポログの解析法について説明できる
第3回 生態系における微量物質循環 I 生態系における微量物質循環について理解する
第4回 生態系における微量物質循環 II 生態系における微量物質循環解析法を理解する
第5回 生態系における微量物質循環 III 生態系における微量物質循環について説明できる
第6回 大気中微量ガス Ⅰ 大気中微量ガスについて理解する
第7回 大気中微量ガス Ⅱ 大気中微量ガス解析法を理解する
第8回 大気中微量ガス Ⅲ 大気中微量ガスについて説明できる

教科書

指定なし

参考書、講義資料等

指定なし

成績評価の基準及び方法

全出席が原則である。
欠席や遅刻を繰り返した場合は不合格とすることがある。

関連する科目

  • CAP.I405 : 環境化学

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

履修の条件を設けない

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