2016年度 Fundamentals for Plasma Science   Fundamentals for Plasma Science

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開講元
創造エネルギー専攻
担当教員名
沖野 晃俊  堀田 栄喜  堀岡 一彦 
授業形態
講義
メディア利用
 
曜日・時限(講義室)
木3-4(J231)  
クラス
-
科目コード
ZIF.B431
単位数
2
開講年度
2016年度
開講クォーター
3-4Q
シラバス更新日
2016年4月27日
講義資料更新日
-
使用言語
英語
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講義の概要とねらい

電子とイオンから構成され,電気的に中性な電離気体であるプラズマは,現代の工学において重要な役割を果たしている.本講義では,プラズマ物理の基礎から,プラズマの発生,計測,応用などの工学的側面まで,励起と電離,電磁界中における荷電粒子の運動,プラズマの粒子的取り扱い,プラズマの流体的取り扱い,衝突と輸送現象,プラズマの閉じ込め,プラズマ中の波動,プラズマ計測,プラズマの応用を学ぶ.
本講義は,プラズマ理工学の現状,課題,応用について理解を深めることを目指している..

到達目標

プラズマ物理の概念と考え方は,理工学のあらゆる分野における基礎の一つとなっている.電磁界中の荷電粒子の運動,荷電粒子の集団としての物性,電離現象をはじめとして,工学の側面からプラズマの基礎と応用について理解できるようになることを目標とする.

キーワード

プラズマ、放電、イオン化、励起、ボルツマン方程式、ドリフト運動、磁気モーメント、分散関係、シース、核融合

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

内容の理解を深めるために演習を行います。毎回pptまたは黒板を用いて講義をします。各回の学習目標をよく読み,十分復習を行って下さい。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 プラズマとは 講義内容を理解する。
第2回 気体中の基礎過程 衝突などの気体中の基礎過程について学ぶ。
第3回 プラズマの生成 放電が生成する過程について学ぶ。
第4回 プラズマ中の集団的性質 プラズマ振動を中心とした,プラズマ中の集団的な粒子の動きについて学ぶ。
第5回 プラズマ中の原子・分子過程 衝突,励起,イオン化,発光などのプラズマ中の原子・分子過程を学ぶ
第6回 弱電離プラズマ中の基礎方程式および物理現象 弱電離プラズマ中の基礎方程式および物理現象を学ぶ。
第7回 プラズマの各種応用 最近のプラズマの産業応用について理解する。
第8回 これまでの教授内容の理解度の確認 確認テストを実施する。
第9回 気体運動論、Boltzmann方程式の導出、流体方程式の導出 電子のエネルギー分布関数を記述するためのBoltzmann方程式の導出法を理解し、そのモーメント方程式としての流体方程式を理解する。
第10回 プラズマ中の粒子の運動、磁気モーメントの保存、ドリフト運動、伝導度 荷電粒子としてのプラズマの運動を理解し、磁気モーメント、各種のドリフト運動、電気伝導度を理解する。
第11回 プラズマ中の波動(1)分散関係, 2流体プラズマ方程式、静電波 プラズマ中の各種の電磁波・静電波を記述する方程式の導出方法を理解し、分散関係を理解する。またイオンの運動を別個に考慮する必要性を理解し、さらに静電波の縦波としての性質を理解する。
第12回 プラズマ中の波動(2)電磁波、プラズマの力学的平衡と安定 分散関係を記述す方程式から、磁場下の電磁波を記述する方程式を導出し、CMAダイアグラムを理解する。また核融合プラズマ閉じ込めの基礎を理解する。
第13回 プラズマの境界条件~シースとプレシース、プローブ計測 プラズマと固体界面のシースの構造を定性的に理解し、その応用であるプローブ計測を理解する。
第14回 プラズマの数値シミュレーション技法 流体法・粒子法の2つのプラズマシミュレーション技法を理解し、それぞれの応用具体例のケーススタディーを行う。
第15回 プラズマ核融合の現状と研究トピック 各種のプラズマ核融合方式を理解し、現状のトピック、R&D項目を理解する。

教科書

特になし

参考書、講義資料等

特になし

成績評価の基準及び方法

毎回の講義における演習による

関連する科目

  • EEE.P331 : 高電圧工学
  • EEE.P461 : パルスパワー工学
  • EEE.P451 : プラズマ工学

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

学部レベルの電磁気学, 応用数学

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