【概要】
解剖学とは解剖する学問ではなく,人体の構造を解明する形態学のことである。本授業科目では,医学の基礎である肉眼解剖学および病理学を包括的に教授する。
【ねらい】
医工学に必要な形態学・構造学を講義し,人体にかかわるマクロからミクロの構造を理解する。特に構造にかかわる正常機能と機能異常について解説する。
人体にかかわるマクロからミクロの構造を理解する。また,構造にかかわる正常機能と機能異常について理解する。
解剖学,形態学,内臓,病理学,炎症,腫瘍
✔ 専門力 | 教養力 | コミュニケーション力 | 展開力(探究力又は設定力) | 展開力(実践力又は解決力) |
パワーポイントを使用し,講義を進める。資料は授業中にハンドアウトとして配布する。
授業計画 | 課題 | |
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第1回 | 人体解剖学(1):解剖学とは?,解剖学用語について,脊椎動物の基本体制,人体の基本構成【東京医科歯科大学・秋田恵一】 | 人体の基本構成を説明できる。 |
第2回 | 人体解剖学(2):人体の座標,神経について,内臓総論,胸部内臓(呼吸器系,心臓)【東京医科歯科大学・二村昭元】 | 人体の座標,神経系,胸部内臓の基本事項について説明できる。 |
第3回 | 人体解剖学(3):腹部内臓(消化器系,泌尿生殖器系)【東京医科歯科大学・二村昭元】 | 腹部内臓の基本事項について説明できる。 |
第4回 | 炎症の病理学:病理学とは?,炎症とは?,炎症の症状,特異的免疫反応【東京医科歯科大学・伊藤 崇】 | 炎症の病理学の基本事項について説明できる。 |
第5回 | 腫瘍の病理:標本作成の流れ,腫瘍の定義と分類,癌の診断と治療・予後,腫瘍の発生【東京医科歯科大学・菅原江美子】 | 腫瘍の病理の基本事項について説明できる。 |
特に定めない。
授業中に配布するハンドアウト。
授業中に実施する小テストで評価する。
特になし。
中村 聡(連絡教員):nakamura.s.af[at]m.titech.ac.jp
メールで事前予約すること。