2016年度 原子核工学研究リテラシー第一   Research Literacy related to Nuclear Engineering I

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開講元
原子核工学専攻
担当教員名
井頭 政之 
授業形態
講義 / 演習     
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
火5-6(北2号館571号室)  
クラス
-
科目コード
ZSV.R401
単位数
2
開講年度
2016年度
開講クォーター
1-2Q
シラバス更新日
2016年4月27日
講義資料更新日
-
使用言語
日本語
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講義の概要とねらい

【概要】
本講義では,関連する分野での大課題を与え,その大課題の下での問題発見から研究課題設定までを行わせる。この過程を通して,創造思考の方法と研究計画書の書き方を学ばせる。また,課題発表会を通して,発表の仕方に関わるスキルを学ばせる。
【ねらい】
修士論文研究に入る前に研究のmethodology を習得し、基礎的能力を養成する。また、具体的な課題を通して議論する中で,他人や社会とのコミュニケーションが図れ,国際的に活動できる能力を育成する。

到達目標

研究を行う際に必要な能力とスキルを理解して修得し,それらを修士論文研究を効率的・効果的に実施するために応用できる。

キーワード

課題発見能力,課題設定能力,課題解決能力,成果発表能力

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

講義と受講生発表を組み合わせて進め,最終回には課題発表会を開催します。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 授業全体説明、研究に必要な能力に対する理解度調査 研究に必要な能力
第2回 研究に必要な能力に対する理解度調査結果に基づく議論 研究に必要な能力の分類
第3回 研究に必要な能力についての総括 研究に必要な能力の体系化
第4回 研究課題設定について 課題の発見・探求・設定能力
第5回 統計変動、誤差等について 統計変動と誤差の概念
第6回 大課題Ⅰ「2030年のエネルギー戦略」の説明と議論 日本のエネルギー事情の概要
第7回 大課題Ⅱ「安全安心な原子炉開発戦略」の解説と議論 原子力研究開発の現状の概要
第8回 大課題Ⅲ「放射線等利用の促進戦略」の解説と議論 放射線利用の現状の概要
第9回 研究計画調書作成についてⅠ:一般論 研究計画調書作成の注意点
第10回 研究計画調書作成についてⅡ:具体例 研究計画調書作成の注意点
第11回 研究計画調書の改善Ⅰ:半数の学生の発表と改善コメント 研究計画調書作成の具体的注意点
第12回 研究計画調書の改善II:残り半数の学生の発表と改善コメント 研究計画調書作成の具体的注意点
第13回 課題発表会資料作成について 発表PPTの作成方法
第14回 課題発表会Ⅰ プレゼンテーション能力
第15回 課題発表会Ⅱ プレゼンテーション能力

教科書

なし

参考書、講義資料等

授業で講義資料を配付する。

成績評価の基準及び方法

数回の小レポート(約60%)、課題発表会(約40%)

関連する科目

  • ZSV.R402 : 原子核工学研究リテラシー第二

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

なし

連絡先(メール、電話番号)    ※”[at]”を”@”(半角)に変換してください。

居室:大岡山北実験棟4(内線:3297)
iga[at]nr.titech.ac.jp (井頭政之教授)

オフィスアワー

10:00-17:00
事前にメールでアポイントメントをとること。

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