2018年度 並列・再構成VLSI計算論   Parallel and Reconfigurable VLSI Computing

文字サイズ 

アップデートお知らせメールへ登録 お気に入り講義リストに追加
開講元
情報通信コース
担当教員名
中原 啓貴 
授業形態
講義     
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
火5-6(S323)  金5-6(S323)  
クラス
-
科目コード
ICT.I425
単位数
2
開講年度
2018年度
開講クォーター
2Q
シラバス更新日
2018年4月18日
講義資料更新日
2018年7月31日
使用言語
英語
アクセスランキング
media

講義の概要とねらい

IoTやビッグデータ、機械学習といった大規模データ処理のニーズ増に伴い、その省電力性と高速な処理速度から注目を集めているリコンフィギャラブルシステム, 特にFPGAの基盤技術について学ぶ。本講義の狙いは、要求される性能への最適なFPGA設計ができるようになり、応用事例への検討ができるようになることである。

到達目標

本講義を履修することによって次の知識を修得する。
‐ FPGAによる並列計算と高性能化技法
‐ FPGAによる応用事例への適用方法

キーワード

並列計算, 高性能計算, 論理回路設計, FPGA

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

1) 毎回の講義の前半で,前回の復習を行う。
2) 講義の後半で,その日の授業内容に関する演習問題に取り組む。
3) 各回の授業内容をよく読み,課題を予習・復習で行うこと。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 論理回路の基礎と同期回路設計 ポートフォリオ上での科目位置づけ確認
第2回 ハードウェアアルゴリズム(1) ハードウェアアルゴリズムの理解
第3回 ハードウェアアルゴリズム(2) ハードウェアアルゴリズムの理解
第4回 FPGAの歴史 FPGAの歴史の理解
第5回 FPGAの構成(1) FPGAの構成の理解
第6回 FPGAの構成(2) FPGAの構成の理解
第7回 設計フローとツール(1) 設計フローとツールの理解
第8回 設計フローとツール(2) 設計フローとツールの理解
第9回 FPGA設計技術 FPGA設計技術の理解
第10回 演習(1) 演習を通じたFPGA設計の習得
第11回 FPGAの応用事例(1) FPGAの応用事例の理解
第12回 FPGAの応用事例(2) FPGAの応用事例の理解
第13回 FPGAの応用事例(3) FPGAの応用事例の理解
第14回 新しいデバイス・アーキテクチャ 新しいデバイス・アーキテクチャの理解
第15回 演習(2) 演習を通じたFPGA設計の習得

教科書

天野英晴ら, "FPGAの原理と構成," オーム社, 2016.

参考書、講義資料等

講義資料は講義中に配布する(OCW-iにもアップします).

成績評価の基準及び方法

1) FPGAによる並列計算と高性能化技法についての理解度により評価
2) レポートで評価を行う
3) 全出席が原則である
4) 遅刻や再提出を繰り返した場合は不合格とすることがある

関連する科目

  • ICT.I415 : VLSIシステム設計
  • ICT.I308 : 計算機アーキテクチャ(情報通信)
  • ICT.I303 : 集積回路設計
  • ICT.I216 : 計算機論理設計(情報通信)

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

履修の条件を設けないが,コンピュータのハードウェア及びソフトウェアについての基礎知識を有していることが望ましい.

連絡先(メール、電話番号)    ※”[at]”を”@”(半角)に変換してください。

nakahara[at]ict.e.titech.ac.jp
2919

オフィスアワー

月曜日午前中、ただし事前にアポイントメントを取ることを奨励する。

このページのトップへ