2016年度 医用情報処理   Medical Informatics

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開講元
情報通信コース
担当教員名
小尾 高史 
授業形態
講義     
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
水1-2(G224)  
クラス
-
科目コード
ICT.H404
単位数
1
開講年度
2016年度
開講クォーター
1Q
シラバス更新日
2016年4月27日
講義資料更新日
2016年5月24日
使用言語
日本語
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講義の概要とねらい

医用情報処理では,疾病や健康に関する情報を適切に扱うための基礎を総論的に講義するとともに,医療情報を扱うシステムを構築する情報通信技術者に必要となる知識を身に付けてられるよう,現在の医療を取り巻く状況や政策なども交えた授業を行います。
医療分野の情報処理を学ぶには,総合的な技術と知識が求められるため,ハードウェア,ソフトウェアやネットワーク技術などの情報処理技術はもちろんのこと,医療制度,医療情報を取り扱う際に必要となる倫理観や情報保護技術,そしてシステムを円滑に構築するための医療情報の標準化について,具体的なシステムを例に挙げながら総合的に学習します。
病院等で利用されている様々な情報システムについてを理解し,今後情報通信工学の技術者として医療情報システムの構築に携わる際に必要となる技術の基礎を習得すること,医療の情報化に関連する様々な制度を理解し,医療情報分野におけ課題解決能力を習得することが、本講義のねらいです。

到達目標

本講義を履修することによって,以下の能力を習得する
1)医療情報システムの基礎から応用までの知識を体系的に身につける
2)その実際の応用や解決が求められている課題について理解することができる

キーワード

医療情報システム、PHR、EHR、地域医療、プライバシー、セキュリティ

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

各回ごとに講義を行いますので、授業後に講義の復習を行ってください。
毎回の授業で出席をとります。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 医療とIT 各授業内で指示する
第2回 電子カルテシステム 各授業内で指示する
第3回 医療情報管理システム 各授業内で指示する
第4回 放射線情報システム 各授業内で指示する
第5回 病院情報システム 各授業内で指示する
第6回 遠隔医療・地域医療情報連携 各授業内で指示する
第7回 医療用ネットワークシステム 各授業内で指示する
第8回 医療の情報化とこれからの課題 各授業内で指示する

教科書

指定なし

参考書、講義資料等

授業で扱う全ての資料は、事前にOCW-iにアップする。

成績評価の基準及び方法

医療分野で利用される情報システムに関する理解度及び実社会における医用ITの現状と課題を正しく整理できる能力を有するかを評価する。授業課題(50%)・期末レポート(50%)で成績を評価する。

関連する科目

  • ICT.H513 : IT社会と情報セキュリティ

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

特になし

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