2023年度 科学技術社会分野特論S1B   Graduate Lecture in Science, Technology and Society S1B

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開講元
社会・人間科学コース
担当教員名
河西 棟馬 
授業形態
講義    (対面型)
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
金7-8(W9-327(W936))  
クラス
-
科目コード
SHS.S442
単位数
1
開講年度
2023年度
開講クォーター
2Q
シラバス更新日
2023年3月20日
講義資料更新日
-
使用言語
日本語
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講義の概要とねらい

本講義では技術史分野の文献講読を通じて,情報技術の歴史について理解を深めることを目標とする.本年度は標準規格の歴史(例えばTCP/IP)という切り口から電信からインターネットに至るまでの通信技術史を論じた定評ある歴史書として, Andrew L. Russell, Open Standards in the Digital Age (Cambridge, U.K.: Cambridge University Press, 2014) をとりあげる.本講義は以下の二点を狙いとする.
(1)情報技術史の理解を深める.
(2)技術史の事例を通じて,歴史的な思考法や研究アプローチを学ぶ.

到達目標

(1)情報技術を歴史的な立場から理解する
(2)歴史的な思考法や研究アプローチを学ぶ

キーワード

技術史, 情報技術,インターネット,標準規格

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

古典的な文献講読スタイルで授業をすすめる.受講者は最低でも一回は発表を担当し,担当箇所について発表することが求められる.

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 イントロダクション 課題図書序章
第2回 第二章,第三章 該当箇所を読んでくること
第3回 第四章 該当箇所を読んでくること
第4回 第五章 該当箇所を読んでくること
第5回 第六章 該当箇所を読んでくること
第6回 第七章 該当箇所を読んでくること
第7回 第八章,結論 該当箇所を読んでくること

授業時間外学修(予習・復習等)

学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。

教科書

Andrew L. Russell, Open Standards in the Digital Age (Cambridge, U.K.: Cambridge University Press, 2014)

参考書、講義資料等

喜多千草『インターネットの思想史』(青土社, 2003)
喜多千草『起源のインターネット』(青土社, 2005)
ジャネット・アバテ『インターネットをつくる―柔らかな技術の社会史』(北海道大学出版会,2002)
橋本毅彦『「ものづくり」の科学史 世界を変えた《標準革命》』(講談社,2015)
その他,講義中に指示する.

成績評価の基準及び方法

発表担当(50%),最終レポート(50%)

関連する科目

  • SHS.S441 : 科学技術社会分野特論S1A
  • SHS.S443 : 科学技術社会分野特論F1A
  • SHS.S444 : 科学技術社会分野特論F1B

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

とくになし

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