統計的方法の実践的な使い方を講義する。
自身の研究遂行に有用な統計解析手法「科学の文法」を習得すること。
分散分析、回帰分析、交互作用解析、MDS, パラメータ設計、グラフィカルモデリング
✔ 専門力 | 教養力 | コミュニケーション力 | 展開力(探究力又は設定力) | ✔ 展開力(実践力又は解決力) |
毎回、授業中に演習を行い、課題をその日のうちに提出する。電卓あるいはパソコンを持参すること
授業計画 | 課題 | |
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第1回 | オリエンテーション、Buffonの針 | 距離の推定 |
第2回 | 一元配置データ;分散分析と直交多項式 | 一元配置データへの直交多項式のあてはめ |
第3回 | 三元分割表の解析 | マンテル・ヘンツエル検定の適用 |
第4回 | 単相関,重相間,そして偏相関 | 偏相関分析 |
第5回 | パス解析 | パス解析の応用 |
第6回 | 二元配置データでの交互作用解析(その1)直交多項式の当てはめ | 繰り返しのない二元配置データへの直交多項式のあてはめ |
第7回 | 二元配置データでの交互作用解析(その2)FANOVAモデルの適用 | FANOVAモデルの適用 |
第8回 | 主成分分析 | Principal component |
第9回 | 対応分析 | 対応分析の適用 |
第10回 | 多重対応分析 | 多重対応分析の適用 |
第11回 | 共分散分析と中間特性分析 | 共分散分析の適用 |
第12回 | 計量多次元尺度構成 | 多次元尺度構成の適用 |
第13回 | 判別分析 | 動特性へのパラメータ設計 |
第14回 | グラフィカルモデリング:共分散選択 | 共分散b選択の適用 |
学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。
特になし
圓川隆夫,宮川雅巳著『SQC 理論と実際』朝倉書店
宮川雅巳著『統計技法』共立出版
宮川雅巳著『グラフィカルモデリング』朝倉書店
宮川雅巳著『品質を獲得する技術』日科技連
宮川雅巳著『実験計画法特論』日科技連
レポートにより評価する.
統計的方法の基礎