2019年度 会計情報と資本市場   Financial Statement Analysis and Valuation

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開講元
経営工学コース
担当教員名
永田 京子 
授業形態
講義     
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
月7-8(西9号館, 414号室)  木7-8(西9号館, 414号室)  
クラス
-
科目コード
IEE.D432
単位数
2
開講年度
2019年度
開講クォーター
1Q
シラバス更新日
2019年5月10日
講義資料更新日
-
使用言語
英語
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講義の概要とねらい

財務情報を使いこなす能力はビジネス及び証券投資においてもっとも重要な能力のひとつである。本講義では財務諸表分析及び企業評価の基礎を学習した後,数値の裏側にはどのような経済的実態が存在するかについて掘り下げて学習し, 財務情報を用いた企業評価について理解を深める。
本講義を通して, 経営者による利益調整に誤導されることなく財務情報を使いこなし, 企業評価を行うことができるようになることを目指す。

到達目標

下記に関して理解を深めることが期待される。
- 財務諸表分析
- ファンダメンタル分析に基づく企業評価
- 利益調整の動機や環境
- 利益調整において用いられる手法
- コーポレート・ガバナンスと経営者の意思決定

キーワード

財務諸表分析
利益調整
コーポレート・ガバナンス
資本市場

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

本講義では, 毎回の授業においてケーススタディを使用するなど受講者も手を動かし, ディスカッションに参加するアクティブな授業を行う。なお、2〜3名で構成される学生のチームを作り, 授業で扱うさまざなトピックスをメンバー間で話し合い、プレゼンテーションを含む課題をチーム毎に行うことを予定している。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 概要 本講義の概要を理解する グループワークのためのチームを編成する
第2回 財務諸表からわかること 基本的な財務諸表の役割を理解する
第3回 分析対象企業を把握する 分析対象企業を紹介し将来業績を予想する
第4回 どのように、いつ様々な行動や事象が数値に影響するのか 財務諸表の作成プロセスの概要を理解する
第5回 財務諸表分析1 財務諸表分析の方法、ツールを理解する
第6回 財務諸表分析2 財務諸表分析の方法、ツールのを理解する
第7回 ファンダメンタル分析に基づく企業価値評価1 企業価値評価の基本的な考え方を理解する
第8回 ファンダメンタル分析に基づく企業価値評価2 企業価値評価の基本的な考え方を理解する
第9回 ファンダメンタル分析に基づく投資意思決定 投資対象企業に対する暫定的な投資推奨について決定し発表する
第10回 利益調整の動機 経営者が利益調整を行う動機および条件を理解する
第11回 利益調整の手法 利益調整の手法を理解する
第12回 利益調整と環境 経営環境と利益調整との関係を理解する
第13回 投資意思決定プレゼンテーション 1 投資レポートの発表および評価を行う
第14回 投資意思決定プレゼンテーション 2 投資レポートの発表および評価を行う
第15回 総括 全体の総括を行う

教科書

ハンドアウトを配布する。

参考書、講義資料等

Chuck Kremer, Ron Rizzuto, John Case(著, Managing by the numbers : A Commonsense Guide To Understanding And Using Your Company's Financials, Basic Books, (2000/5/15)

成績評価の基準及び方法

課題(60%)
授業への参加 (40%)

関連する科目

  • 要確認

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

本講義で扱う課題に関心をもっていること。

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