2018年度 システム理論とOR   Systems Theory and Operations Research

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開講元
経営工学コース
担当教員名
飯島 淳一  水野 眞治  松井 知己  河﨑 亮 
授業形態
講義     
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
月3-4(W931)  木3-4(W931)  
クラス
-
科目コード
IEE.A431
単位数
2
開講年度
2018年度
開講クォーター
3Q
シラバス更新日
2018年4月13日
講義資料更新日
2018年11月4日
使用言語
日本語
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講義の概要とねらい

【概要】
環境やエネルギーなどに関する、地球規模の複雑なシステムの挙動を考えるために必要な、システム思考とORに関する基礎的な事項およびシミュレーション技法について学ぶ。


【ねらい】
工学的システムを分析するために必要となる、分野横断的な抽象化能力を身につけることを目的とする。

到達目標

工学的システムを分析するために必要となる、問題の定式化や因果関係の捉え方、およびシステムズダイナミクスのモデリングとシミュレーション技法を身につけている。

キーワード

最適化問題、多面集合、組合せ最適化、ゲーム理論、システムズダイナミクス、因果ループ図、ストックとフロー

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

・システムズダイナミクスでは、チームベース(4人1チーム)でプロジェクトを行い、レポート作成およびプレゼンテーションを行う。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 【オリエンテーションおよび講義(飯島)】システム・モデル・シミュレーション
第2回 【講義(水野)】最適化問題
第3回 【講義(水野)】多面集合と単体法
第4回 【講義(水野)】組合せ最適化
第5回 【講義(河﨑)】 ゲーム理論とOR Ⅰ
第6回 【講義(松井)】 ゲーム理論とOR Ⅱ
第7回 【講義(松井)】 ゲーム理論とOR Ⅲ グループ発表の準備
第8回 【講義(松井)】 ゲーム理論とOR Ⅳ
第9回 【講義(飯島)】 ビジネスダイナミクスと因果ループ図 
第10回   【演習(飯島)】因果ループ図
第11回 【講義および演習(飯島)】 ストックとフロー
第12回 【演習(Park)】 シミュレータの利用
第13回 【演習(飯島)】 グループ活動1
第14回 【演習(飯島)】グループ活動2
第15回 【演習(飯島)】グループ発表

教科書

参考書にリストアップしている文献等を適宜用いる。

参考書、講義資料等

[1] John D. Sterman, Business Dynamics: Systems Thinking and Modeling for a Complex World, McGraw-Hill, 2000. 他
[2] D. Luenberger and Y. Ye, Linear and Nonlinear Programming, Springer; 3rd ed. 2008.
[3] 武藤滋夫,『ゲーム理論入門』,日本経済新聞社,2001
[4]坂井豊貴,『マーケットデザイン入門-オークションとマッチングの経済学-』, ミネルヴァ書房, 2010.
[5] 坂井豊貴、藤中裕二、若山琢磨,『メカニズムデザイン-資源配分制度の設計とインセンティブ』,ミネルヴァ書房,2008.
[1] John D. Sterman, Business Dynamics: Systems Thinking and Modeling for a Complex World, McGraw-Hill, 2000. 他
[2] D. Luenberger and Y. Ye, Linear and Nonlinear Programming, Springer; 3rd ed. 2008.
[3] 武藤滋夫,『ゲーム理論入門』,日本経済新聞社,2001
[4]坂井豊貴,『マーケットデザイン入門-オークションとマッチングの経済学-』, ミネルヴァ書房, 2010.
[5] 坂井豊貴、藤中裕二、若山琢磨,『メカニズムデザイン-資源配分制度の設計とインセンティブ』,ミネルヴァ書房,2008.

成績評価の基準及び方法

出席、小テスト、最終試験などにより、総合的に評価する。

関連する科目

  • IEE.A203 : 数理工学
  • IEE.C201 : 情報システム基礎
  • IEE.B205 : 非協力ゲーム理論
  • IEE.B302 : 協力ゲーム理論

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

『数理工学』および『情報システム基礎』(いずれも経営工学系)を履修していることが望ましい
『非協力ゲーム理論』および『協力ゲーム理論』(いずれも経営工学系を履修していることが望ましい。

連絡先(メール、電話番号)    ※”[at]”を”@”(半角)に変換してください。

iijima.j.aa[at]m.titech.ac.jp
内線 3942

その他

環境およびエネルギーなどの、人工的システムを含む、複雑な対象を分析するためには、分野横断的な抽象化能力を身につけることが必要です。

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