2016年度 システム理論とOR   Systems Theory and Operations Research

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開講元
経営工学コース
担当教員名
飯島 淳一  水野 眞治  松井 知己  福田 恵美子 
授業形態
講義     
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
月3-4(W931)  木3-4(W931)  
クラス
-
科目コード
IEE.A431
単位数
2
開講年度
2016年度
開講クォーター
3Q
シラバス更新日
2016年4月27日
講義資料更新日
2016年11月3日
使用言語
日本語
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講義の概要とねらい

【概要】
環境やエネルギーなどに関する、地球規模の複雑なシステムの挙動を考えるために必要な、システム思考とORに関する基礎的な事項およびシミュレーション技法について学ぶ。


【ねらい】
工学的システムを分析するために必要となる、分野横断的な抽象化能力を身につけることを目的とする。

到達目標

工学的システムを分析するために必要となる、問題の定式化や因果関係の捉え方、およびシステムズダイナミクスのモデリングとシミュレーション技法を身につけている。

キーワード

最適化問題、多面集合、組合せ最適化、ゲーム理論、システムズダイナミクス、因果ループ図、ストックとフロー

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

・システムズダイナミクスでは、チームベース(4人1チーム)でプロジェクトを行い、レポート作成およびプレゼンテーションを行う。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 【オリエンテーションおよび講義(飯島)】システム・モデル・シミュレーション
第2回 【講義(飯島)】ビジネスダイナミクスと因果ループ図 
第3回 【演習(飯島)】因果ループ図
第4回 【講義および演習(飯島)】 ストックとフロー
第5回 【演習(飯島)】 シミュレータの利用
第6回 【演習(飯島)】 グループ活動1
第7回 【演習(飯島)】グループ活動2 グループ発表の準備
第8回 【演習(飯島)】グループ発表
第9回 【講義(水野)】最適化問題
第10回 【講義(水野)】多面集合と単体法
第11回 【講義(水野)】組合せ最適化
第12回 【講義】 ゲーム理論とOR Ⅰ 
第13回 【講義(松井)】 ゲーム理論とOR Ⅱ
第14回 【講義(河﨑)】 ゲーム理論とOR Ⅲ
第15回 【講義】 ゲーム理論とOR Ⅳ

教科書

参考書にリストアップしている文献等を適宜用いる。

参考書、講義資料等

[1] John D. Sterman, Business Dynamics: Systems Thinking and Modeling for a Complex World, McGraw-Hill, 2000. 他
[2] D. Luenberger and Y. Ye, Linear and Nonlinear Programming, Springer; 3rd ed. 2008.
[3] 武藤滋夫,『ゲーム理論入門』,日本経済新聞社,2001
[4]坂井豊貴,『マーケットデザイン入門-オークションとマッチングの経済学-』, ミネルヴァ書房, 2010.
[5] 坂井豊貴、藤中裕二、若山琢磨,『メカニズムデザイン-資源配分制度の設計とインセンティブ』,ミネルヴァ書房,2008.
[1] John D. Sterman, Business Dynamics: Systems Thinking and Modeling for a Complex World, McGraw-Hill, 2000. 他
[2] D. Luenberger and Y. Ye, Linear and Nonlinear Programming, Springer; 3rd ed. 2008.
[3] 武藤滋夫,『ゲーム理論入門』,日本経済新聞社,2001
[4]坂井豊貴,『マーケットデザイン入門-オークションとマッチングの経済学-』, ミネルヴァ書房, 2010.
[5] 坂井豊貴、藤中裕二、若山琢磨,『メカニズムデザイン-資源配分制度の設計とインセンティブ』,ミネルヴァ書房,2008.

成績評価の基準及び方法

出席、小テスト、最終試験などにより、総合的に評価する。

関連する科目

  • IEE.A203 : 数理工学
  • IEE.C201 : 情報システム基礎
  • IEE.B205 : 非協力ゲーム理論
  • IEE.B302 : 協力ゲーム理論

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

『数理工学』および『情報システム基礎』(いずれも経営工学系)を履修していることが望ましい
『非協力ゲーム理論』および『協力ゲーム理論』(いずれも経営工学系を履修していることが望ましい。

連絡先(メール、電話番号)    ※”[at]”を”@”(半角)に変換してください。

iijima.j.aa[at]m.titech.ac.jp
内線 3942

その他

環境およびエネルギーなどの、人工的システムを含む、複雑な対象を分析するためには、分野横断的な抽象化能力を身につけることが必要です。

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