経営・経済学におけるモデル構築において必要な,数理的な手法を学ぶ。特にこの授業では,命題論理, 写像と対応, 同値関係, 最大最小などを扱う。
学生が経営・経済における諸問題を扱うための基礎数理を身につける。
本講義の到達目標は次の通り:
命題論理の基本的な性質を習得する.
写像と対応の基本的な性質を習得する.
同値関係の基本的な性質を習得する.
最大最小の基本的な性質を習得する.
命題論理, 写像と対応, 同値関係, 最大最小
✔ 専門力 | 教養力 | コミュニケーション力 | 展開力(探究力又は設定力) | 展開力(実践力又は解決力) |
毎回講義の開始数分で前回の簡単な復習を行います.また,時間が余った場合には練習問題の解説を演習方式で行う予定です.
授業計画 | 課題 | |
---|---|---|
第1回 | 命題演算子 | 各授業内で指示します. |
第2回 | 命題論理 | |
第3回 | 命題関数 | |
第4回 | 推論 | |
第5回 | 集合と部分集合 | |
第6回 | 集合演算 | |
第7回 | 写像と対応 | |
第8回 | 全射と単射 | |
第9回 | 数列 | |
第10回 | 集合族 | |
第11回 | 同値関係 | |
第12回 | 同値類 | |
第13回 | 順序関係 | |
第14回 | 最大最小 | |
第15回 | まとめ |
学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。
宮川雅巳, 水野眞治, 矢島安敏, 「経営工学の数理I」. 朝倉書店, 2004.
特に無し
未定 (対面授業では,中間期末試験70%とレポート30% により評価)
原則として、経営工学系の学生のみとする。4大学コースの学生は、松井までご相談下さい。
matsui.t.af[at]m.titech.ac.jp