本講義では、内積空間、固有値、微分方程式の求解法、ラプラス変換、フーリエ解析について学ぶ。講義を聴くだけでなく、自らが問題を解くことで理解が促進されるため、講義に加えて演習も伴う。
経営工学を理解するためには、線形代数や解析学を習得していることは必須である。線形代数や解析学の基本的な理論や手法について一通り身に付けることにより、これから多くの学問を学んでいくための土台をつくる。
本講義を履修することにより,以下の知識と能力を修得する。
内積空間、固有値、微分方程式の求解法、ラプラス変換、フーリエ解析
数学, 経営工学, 内積空間, 微分方程式
✔ 専門力 | 教養力 | コミュニケーション力 | 展開力(探究力又は設定力) | 展開力(実践力又は解決力) |
講義と演習を繰り返す.
授業計画 | 課題 | |
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第1回 | 内積と直交性, 射影 | 教科書18章-1,2,3の理解 |
第2回 | 確認テスト | 教科書18章-1,2,3の演習 |
第3回 | グラム・シュミットの直交化 | 教科書18-3, 19章-1の理解 |
第4回 | 部分空間と直交性 | 教科書19章-2,3の演習 |
第5回 | 固有値•固有ベクトル | 教科書20章-1,2の理解 |
第6回 | 対称行列の場合 | 教科書20章-3.4の演習 |
第7回 | 固有値・固有ベクトルの応用(前半) | 教科書21章-1,2の理解 |
第8回 | 固有値・固有ベクトルの応用(後半) | 教科書21章-3.4の演習 |
第9回 | 微分方程式 | 教科書22-1,2の理解 |
第10回 | 一階の微分方程式 | 教科書22-2,3の演習 |
第11回 | 高階の微分方程式 | 教科書22-4の理解 |
第12回 | ラプラス変換 | 教科書23-1章の演習 |
第13回 | ラプラス変換の性質 | 教科書23-2の理解 |
第14回 | ラプラス変換の応用 | 教科書23-3の演習 |
学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。
宮川・水野・矢島「経営工学の数理II」朝倉書店,2004年
指定なし
内積空間、固有値、微分方程式の求解法、ラプラス変換の理解度を評価する。成績は小テストと期末試験で評価する。
履修の条件を設けない