経営・経済のために必要な基礎数理について学ぶ.
ユークリッド空間,距離空間,点列の収束,連続関数,凸集合と凸関数などの内容を扱う.
学生が経営・経済における諸問題を数理的・工学的に扱うための基礎数理を身に着け,演習を通して応用問題に適用できる力をつける.
経営・経済に関する諸問題を解決するための基礎数理を修得し,演習等によりその応用技術を身につける.
1. ユークリッド空間の基本的性質を学び,応用問題が解ける.
2.距離空間の基本的性質を学び,応用問題が解ける.
3.点列の収束と連続関数の基本的性質を学び,応用問題が解ける.
4.凸関数と凸集合の基本的性質を学び,応用問題が解ける.
ユークリッド空間,距離空間,点列の収束,連続関数,凸集合,凸関数
✔ 専門力 | 教養力 | コミュニケーション力 | 展開力(探究力又は設定力) | 展開力(実践力又は解決力) |
毎回の講義では、講義資料をT2SCHOLAにアップするので、受講生はそれを読み、内容を理解する.
授業終了前には,その日の授業内容に関する演習問題を提示し,レポートとして次回の授業までに解いてもらう.
提出は任意.
理解度の確認のため,中間試験と期末試験を実施する.
授業計画 | 課題 | |
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第1回 | ユークリッド空間 | 各授業内で指示する |
第2回 | 開集合と閉集合 | 各授業内で指示する |
第3回 | 距離空間 | 各授業内で指示する |
第4回 | 位相空間 | 各授業内で指示する |
第5回 | 点列の収束 | 各授業内で指示する |
第6回 | 点列の収束 | 各授業内で指示する |
第7回 | 中間試験および解説 | 第1回から第6回までの内容の理解度の確認をする. |
第8回 | 連続写像 | 各授業内で指示する |
第9回 | コーシー列と部分列 | 各授業内で指示する |
第10回 | 連続関数の最小化 | 各授業内で指示する |
第11回 | 凸集合 | 各授業内で指示する |
第12回 | 凸関数 | 各授業内で指示する |
第13回 | 凸関数 | 各授業内で指示する |
第14回 | 期末試験と解説 | 第8回から第13回までの内容の理解度の確認をする. |
学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。
経営工学の数理I,宮川・水野・矢島著,朝倉書店,2004年
指定なし
ユークリッド空間,距離空間,位相空間,点列の収束,連続関数,凸集合と凸関数に関する理解度を評価する。成績は試験(70%)、レポート(30%)で評価する。
履修する学生数が非常に多い場合には,経営工学系以外の系に所属する学生の受講に制限を設ける可能性がある.