オペレーションズ・リサーチの技術を使うためのモデル化法について学ぶ。また、モデリング言語を使って、現実問題を解決する演習を行う。最後のグループワークでは、身近にあるOR的問題を発見し、それを適切にモデル化し解決策を見つけた上で、得られた成果の発表を行う。
オペレーションズ・リサーチを実務で使う場合、実問題のモデル化と、立てた数理モデルの解析という2つの手順が必要となる。本講義では、前者のモデル化に焦点を当てる。なお、後者は「オペレーションズリサーチ基礎」「オペレーションズ・リサーチ応用」で学ぶことができる。与えられた課題をこなすだけではなく、自ら問題点を見つけそれを解決することは、現代社会で強く求められている能力である。最後のグループワークでは「問題発見力」と「問題解決力」の両方を身に付けることを目指す。
本講義を履修することにより,次のスキルを身につける。
1)モデル化法の習得
2)モデリング言語を使った簡単なプログラミング
3)グループで一つの物を完成させていくプロセスの習得
4)得られた成果に関して自らの考えを論理立てて文章にまとめ,発表する能力
オペレーションズ・リサーチ、モデル化
専門力 | 教養力 | コミュニケーション力 | ✔ 展開力(探究力又は設定力) | ✔ 展開力(実践力又は解決力) |
講義の後半では、学生を3〜5名程度の班に分け自由課題を行う。講義の最後に各班が得られた成果について発表を行う。
授業計画 | 課題 | |
---|---|---|
第1回 | OR実践 | 未定 |
第2回 | モデル化1 | 未定 |
第3回 | モデル化2 | 未定 |
第4回 | ORの実践演習の発表 | 未定 |
第5回 | モデル化技法 | 未定 |
第6回 | 自由課題の相談 | 未定 |
第7回 | 自由課題の発表 | 未定 |
学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する 予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。
指定なし
講義資料は事前にOCW-iにアップする
レポートから判断した達成度1と2:60%
発表用資料,発表態度,質疑応答から判断した達成度3と4:40%
「IEE.A206 : オペレーションズリサーチ基礎」「IEE.A330 : オペレーションズ・リサーチ応用」を履修していることが望ましい。